吉宗評判記暴れん坊将軍大岡忠相の水戸黄門渥美格之進
暴れん坊将軍を見ていたら
水戸黄門で聞いたことのあるセリフを
忠相が堂々と言っていて笑いました。
声量の大きさとあのイケボイスが聞けて
感無量でございます。

時代劇ファンでしたら
水戸黄門の印籠を出すシーンのセリフを
ご存知かと思いますが
あのセリフを吉宗評判期暴れん坊将軍で
聞けることになるとは驚きました。
吉宗評判期の大岡忠相役の横内正さんは
初代水戸黄門の格さんを演じているのですが
水戸黄門で印籠を出すシーンのセリフは
格さんが言っています。
初代格さんが言っているセリフはこちら。
「えーい、皆のもの、図が高い、これにおわそう方をどなたと心得る、
恐れ多くも先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ、ひかえい!」
初代格さんの時は印籠を出す出さないも初期の頃は
決まっていなかったそうで、
放送3年目あたりから格さんが定番で印籠を
出すようになったと言われています。
初期の頃は格さんの印籠セリフもいくつか違いが見られます。
ちなみに初代水戸黄門は助さん(杉良太郎さん)が
言っている時もあります。
ちなみに3代目格さん、伊吹吾朗さんの時のセリフが下記です。
3代目の時の印籠出しのセリフは
助さんのあおい輝彦さんと半々に言っています。
「静まれ、静まれ、この紋所が目に入らぬか、
こちらにおわそうお方をどなたと心得る、
恐れ多くも先の天下の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ、
一同、御老公のお膳であるぞ、図が高い、ひかえおろう!」
水戸黄門の印籠出すシーンのセリフは
助さん格さんの代が変わるごとに
細かく違いが見られるようですね。
水戸黄門の話が長くなってしまいましたが、
吉宗評判期暴れん坊将軍で忠相が
この水戸黄門格さんセリフを言ったときは
突然だったのでびっくりしました。
そんなこと言うとは思わなかったので
衝撃的でしたね。
吉宗評判期は暴れん坊将軍の
ファーストシーズンで、
上様の成敗シーンもまだ定番化はしていません。
成敗シーンも毎回
実験的に違うことが行われており、
その中で忠相も毎回さまざまな言い回しを試しており、
実験の中の一つとして、
水戸黄門の格さんセリフを試してみた。
という感じだったのでしょうか。
しかし、水戸黄門の印籠だしの格さんセリフを
忠相が言った時は
明らかに言い慣れすぎているのと、
(格さん9年演じていたようです。)
あの特徴のある大きな声量とイケボイスで
格さんそのものでした。
暴れん坊将軍が一気に水戸黄門に
なってしまって、非常に面白かったです。
すごかったのは
画面からも伝わる忠相格さんの大きな声量ですね。
暴れん坊将軍では聞いたことのない音量でした。
大きな雷みたいな、不動明王が叫んでいるような
とにかく大きな声でした。
大きな声が普通に出せるのがすごいと思います。
暴れん坊将軍って
時代劇の中ではぶっちぎりでラフな感じだと思うのですけど
遊びすぎですよね。
そこがこのドラマの良さでもあり
長続きした点でもあると思うので
私は楽しくて仕方がありません。
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