今までで一番驚いたアメコミ漫画の画面作り

今までで一番驚いたアメコミ漫画の画面作り

アメコミって画面が整理整頓がされていて
目に気持ち良さがあるのですけど、
その秘密を一つ知りました。

こちらのアメコミの中の1ページがそれなのですが
1ページに3つのコマがあり、それぞれのコマの中に絵が描かれています。
三点ともカメラ構図も違うし、
コマの中の人物もウエストショット、ひざ上ショット、全身ショットと、
人物を撮影する際のカメラの撮り方が教科書通りに描かれています。
海外はこういう所の決まり事をしっかりとやりますね。
ですので、1コマ1コマの絵がとてもしっかりしています。
かっこいいですよね。
しかし!もっと驚いちゃう事がこの1ページの中に仕込まれておりまして、
それがなんとですね、

↓このページのコマ、全部消失点が同じ1点なのです。
こうすることでページ内の全てのコマが構造的に調和するのだそうです。

これ知って私は本当に本当に驚きました。
初見で見た時息止まって「えっ?・・・」ってなりましたよ。
ぱっと見この1ページの全てのコマの消失点が同じって思わないじゃないですか、
アングルも全然違うし。

ページ全体、見開きで見た時の調和がアメコミって
とんでもなくあるとは思いましたけど、
高度な技術すぎてびっくりしました。
そんなことできるの?と技術力が凄すぎて感動しましたね。
まだ知らないこういう技術がたくさん仕込まれている気がします。


1ページのデザインにそこまでやるんだと
感心した出来事でした。


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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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