劇団☆新感線『バサラオ』見に行きました

劇団☆新感線『バサラオ』見に行きました

舞台も衣装も派手で贅沢で華やかで
話もキャラも単純明快なのでスッと入り込めて
見ていて楽しかったです。
さすが人気の劇団ですね。

劇団☆新感線の舞台『バサラオ』は
2024年7月7日から10月17日まで
博多座(福岡)、明治座(東京)、フェスティバルホール(大阪)
全97公演を回る舞台です。

役を演じるのは、
・主演の自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男・ヒュウガ役の生田斗真さん
・ヒュウガとバディを組む謎の男・カイリ役の中村倫也さん
・朝廷、帝・ゴノミカド役の古田新太さん
・女大名・サキド役のりょうさん
・ゴノミカドの守護役戦女・アキド役の西野七瀬さん
・幕府執権・キタタカ役の粟根まことさん
上記の6名がメインで、
他にも役者さんがものすごい人数で出演されています。

明治座吹き抜けにある「バサラオ」大型垂れ幕※エフェクトは多分私のカメラのせいで入りました。

『バサラオ』のお話は、

「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、そんな男の参謀としてバディとなる元・幕府の密偵の男、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。
(引用:劇団☆新感線『バサラオ』)

このようにお話自体は非常に簡単ですので、
話の筋道を追わなくても理解できるますし、
お話や展開を意識しなくてもわかる分、
キャラクター性やキャラクター同士の関わり合いに
集中できるのが良いですね。
お話が単純だとキャラクターが自然と目立ちます。

キャラクターですが、
どのキャラも魅力的でした。
役者さんたち皆さんご活躍されている方々ですので
もちろん知っていますが、
驚いたのは西野七瀬さんでした。

私はアイドルの時の西野七瀬さんしか知らなかったのですが
バサラオの舞台での西野さんは声もアイドルの時と違って
とても良かったです。

役柄が女武人で好きな男のしゃれこうべを集めて
体につけているというちょっと変わった役なのですが、
それがかわいらしい感じに見えてしまったのが、
逆にアイドルのどんなことも悲劇に見せない職業的なところが
役を可愛くさせたと感じ良かったなと思いました。

一番インパクトがあったキャラクターは
やはり劇団☆新感線の看板俳優の古田新太さんでしたね。
白塗り化粧をして帝の格好をした頭に社の被り物つけた姿で
マイク片手にラップを歌いながら登場したのは
衝撃的でした。

京都の帝なのに、大阪弁喋っているし、
こんなキャラなのに全く違和感なく見れるって
やっぱりすごい方だなと思います。
自然と古田さんに目がいくので特別な役者さんですよね。

りょうさんは
イカつい男を部下に従える女大名で
京都守護職をし、戦いもするというかっこいい役で似合ってました。

女性らしさもありながら武人姿がかっこよくできる役者さんも
なかなかいないと思いますので良かったです。

生田斗真さんの役は
厨二的な要素が強い美しい顔を持った戦いに強い男なのですが
お若いので厨二的な要素のキャラが非常に似合いますね。

中村倫也さんもどちらかというと厨二要素の強いキャラです。

話はそれますけど、
生田さんと中村さんのお二人は
バサラオのインタビュー動画で
役に入り込んでいるのか本性なのか、
隠しきれないオレ様系を出してお話ししていたのが
頼もしかったです。
そういうところも可愛いと感じるファンも多そうなので
良いですね。

次は、舞台のことについてのお話をしますが、
私が見ていたのは、
明治座の2階席のセンターでした。
明治座の2階席ってせり出しているので
舞台から非常に近いです。

斜め上から下を見下ろす視点なのですが、
舞台が非常に綺麗に見える位置なので
バサラオのような大型で贅沢な作りをした
何度も入れ替わるという舞台装置が
本当に綺麗でした。
明治座の2階席センターはおすすめです。

バサラオの役者さんたちの衣装ですが、
原色が色鮮やかな和風とも洋風とも中華風ともみれるデザインで
揺れものの多い衣装と髪型はとても派手で華やかです。
殺陣の時などは揺れものが多いと映えますよね。

その衣装をつけた役者さんたちが舞台上で立つ配置も
どの時も大変綺麗でした。
華やかな舞台背景と人の位置の構図が素晴らしくて
そこを見ているだけでも私は満足をしていましたね。

バサラオの舞台は少し遠目で全体を見た方が
構図や舞台装置やキャラクター、衣装、照明などが
重なった時の美しさも見れますので
この舞台をより贅沢に楽しむこともできると思います。

しかし、そんな舞台の構図まで見ているのは
あまりいないと思いますが。

オペラグラスをレンタルして好きな役者さんを
眺める方もとても多く見ましたので、
推しをずっと眺める楽しみももちろんありますよね。

最後に、
劇団☆新感線の舞台は昔からとても人気で
今もなおなかなかチケットが取れず、
本日も当日券売り場に
たくさんの方が並んでいました。

私も観劇は今回が初めてでしたが
見終わった後に素直に「楽しかった!また見たい!」
と思う舞台でした。
またチケットが取れる時があれば
見に行きたいと思います。

大変素晴らしい舞台でした。

◾️劇団☆新感線『バサラオ』 公式

http://www.vi-shinkansen.co.jp/basarao/

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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