緊急時に飲む古い薬には気をつけよう

緊急時に飲む古い薬には気をつけよう

薬を飲んでも効かない時は
その薬が消費期限切れで
薬の効力がなくなっているので気をつけよう
どえらいことになります
急病時の病院手配などもまとめました

ことの起こり

ことの起こりはある日の起床時に
目眩を感じたのですが
そのまま立って朝の支度をしていると
貧血のような血の気が引いていく症状が出ました。

横になって体が落ち着くのを待ったのですが
頭を上げると目眩と気持ちの悪さが治らなかったので
以前に軽い目眩があった時にもらっていた
目眩(めまい)の薬を服用したのですね。

しかしこれが全く効かず、
症状は悪化していき
起き上がることが辛くなっていきました。
これはやばいかもと思いました。

急病の時にすること


急病の時にすることは
「かかりつけ医に連絡をすること」が望ましいと思います。
緊急時のためにもかかりつけ医を確保しておくことは重要で、
どうすれば良いか聞けることで対処が取れる。
精神的な安心感や安定が湧き、冷静な対応もできるようになります。
また、昨今は救急車を呼ぶかどうかの判断に迷いがあれば
聞くこともできるのも良いです。

まず、かかりつけのお医者さんに電話をして
症状を伝え、自宅にあった目眩の薬も飲んだけれど
回復しないので、
どうすれば良いかを伝えたところ
救急外来で診てもらった方が良いとアドバイスをいただきました。

救急車を呼ぶ判断

救急車を呼ぶか呼ばないかは最終的には自己判断にはなりますが、
かかりつけ医に伺ってみたところ、
無理そうなら呼んでも構わないとお話をいただきました。

救急車を呼ばない場合は、
まず、事前に行く病院の救急外来に
連絡をしましょう。
そこで再度症状を伝え、来てくださいとなれば、
病院側は準備をして待っていてくれます。

電話もなしにいきなり行くと病院側も準備ができていないし、
診察までに時間がかかってしまう場合もあります。
また、万が一、緊急ではなかったなんてこともあるので
一報は入れた方が良いですね。

タクシーや自家用車外行く場合、
自宅から病院の距離が長距離という場合は
途中で症状の悪化が起こることも考慮して
「今は大丈夫」、「大丈夫だと思った」という
自己判断はかえって危険になるので、
長距離の場合は救急車を呼んだ方が
良いのではないかとも思います。

一方で、緊急時の病院までの移動に、
徒歩やバス、電車は
絶対にやめましょう。
電車は具合悪くて倒れている人結構いますし
揺れ方がきついので具合が悪くなって当たり前で、
危ないです。

病気の時、健康な人ほどそうなのですが、
「大丈夫」と思った時はダメな時であると思った方がいいです。

病気に慣れている人はおそらくそんな判断しないですね。

私の場合の救急車を呼ぶ呼ばない判断ですが、
私は過去に救急車を呼んだことがあり、
そのまま入院となった時の状況が
良い基準になります。

また、病院では痛さを聞くのに、
「痛みがMAX10だとすると今どれくらいのレベルか。」
と言う聞き方を良くします。

ですので、この二つを合わせて、
あの入院した時の痛さが10だとすると
今の症状はどれくらいかを考えました。

今回は痛さと言うよりめまいによる気持ち悪さなのですが、
入院時を10だとすると今回は半分程度と思いました。
なので、救急車は呼ばないにしようと言う
判断になりました。
病院も自宅からかなり近いです。

救急車を呼ばない場合
自家用車を持っていなかったり
付き添いがいない、
またはその時はいなかったと言う場合。

東京の場合ですが、
今の時代タクシーをアプリで
地図上に場所指定をして呼ぶことができます。
都心部なので早くて1、2分、
遅くても10分以内に来ます。
かなり早いですね。

◾️「S.RIDE」 タクシーアプリ 

https://www.sride.jp/jp/

アプリがタクシー到着の合図までしてくれるので、
到着の合図の後にタクシーへ向かえば良いのです。
タクシーに乗ればあとは病院まで搬送してもらいます。
決算もクレジットカード登録をしておけば自動決算なので
ついたらすぐに車から出ることができます。

病院へついた時に、もし動くのがつらい場合は、
タクシーの運転手さんに病院の守衛さんを呼んでもらい
病院の中にいるスタッフに助けて貰えば良いです。
事前に病院へ緊急で行くことを伝えておけば
準備をしていてくれます。

ですので、緊急時には事前に病院へ電話をしてから
行くことが、手続き、診察、検査、結果、までが
スムーズになります。

救急外来に持っていくもの必要なもの

かかりつけ医とは別に
緊急の時に行く病院も決めておいた方が良いです。
精密検査を受けたり大きな病歴がある場合は
大体その時にお世話になった病院に
することが多いと思います。

緊急時に行く病院にも行く前に電話を入れ、
症状と診察券番号を伝えると
大体すぐにきて良いという判断を頂けるので
非常にスムーズです。
病院側も準備をする時間がありますから
事前連絡は大事ですね。

「病院に持っていくもの」
・診察券、保険証、(マイナンバーカード)

・症状が出た後で、服用した薬(薬をもらった年月の確認)
・持病があれば最新の検査結果
・普段飲んでいる薬

「診察で先生が知りたいこと」
・症状
・いつから
・最近の健康状態について
・気になる症状

上記からプラスして
・症状が出た後で、服用した薬(薬を処方した年月の確認)
・持病があれば最新の検査結果
・普段飲んでいる薬
なども伝えます。

些細なことでも細かいことでも伝えましょう。
どれが必要になるか、決め手になるかはわかりませんので
なんでも伝えましょう。
診察が終わって精密検査中などに
何か思いだしたことがあればその都度伝えるのもOKです。(私もやります)

診察中は具合の悪さMAXで
喋ることも辛いですが、
回復のため、良くなるために
しゃべりましょう。

症状は本人じゃないと分からないので
付き添い側が見た症状とは違う場合もあります。
なので本人の状態は本人がしゃべりましょう。
診察が終わって検査や検査結果待ちになれば
静かに休めますからご安心を。

意外なものが原因で驚き

今回はめまいや気持ちの悪さや吐き気が重く
そのほかに、
軽度の腹痛や下痢の症状がありました。

検査は
脳の状態を見るMRIや
持病の甲状腺数値の確認や肝臓腎臓機能など
必要な項目の血液検査を行いました。
あとはいつでも点滴などの液体を
体内に入れられるように
点滴の針だけは腕に入れておかれました。

検査結果ですが、
どちらも悪いところが見られませんでした。
脳については本当に安心しましたね。

さて、では、何が原因でこの酷いめまいと
気持ちの悪さが起きているのかを
追求していったところ、
なんと、驚きの事実がありました。

私が朝、目眩の症状が出た時に飲んだ
目眩の薬「メリスロン」があります。

MRIや血液の検査結果を伝えた後に先生が再び現れて、
「メリスロン」の最新のものを持ってきて
これを飲んでみてくださいと言いました。

私は診察の際に、今朝服用したメリスロンは
3、4年前のものですと伝えていました。

3、4年の間、目眩の症状がなかったのですが
念の為に、また症状が出た時のために
残ったメリスロンを自宅保管しておきました。

しかし、この「メリスロン」の消費期限は3年だそうです。
私が飲んだものはちょうど消費期限が切れており、
古くて効かなかった可能性があることから
新しい「メリスロン」で
試させてほしいということでした。

そこで服用してみたところ、
なんと驚きの回復を見せるのでした。

服用後、
みるみる視界や頭がはっきりとしてきたのです。

10分くらい経過すると上半身を起こしても
目眩やふらつきは軽減しており、
30分くらいで立って歩くこともできました。

朝飲んで効かなかったメイリスロンが効いたことに
驚きながらも
「メリスロン」は消費期限が切れていたら
全く効果がなくなるということも
衝撃の事実でした。

薬は消費期限が切れると
驚くほどなんの役にも立たないのですね。
これは注意したいところです。

その後、目眩は回復をしてきましたが、
胃の気持ちの悪さは残りました。
しかし、それはおそらく朝から具合が悪く絶食していたのと
水が取れていないことで水分不足からくる
胃の不快感が大きいということでした。
しかし、胃腸は問題なくてよかったです。

薬が効いたので、おそらくこれではないかという
病名を確認するための検査は後日受けることになり
緊急外来を後にしました。

薬の消費期限は
塗り薬や目薬は消費期限が印刷されていますが
錠剤は書かれていないので
半永久的に飲めるのかと勝手に思っていましたが
違うのですね。

「メリスロン」に至っては3年が消費期限です。

しかし、処方してもらった日付を大体でも覚えていて
それを診察時に医師に伝えたことで
症状の原因となっているものを判明し
回復につながることができたことは
とても大事な情報提供だったと思います。

もし、この薬の消費期限が切れていることがわからなかったら
今頃どうしていたんだろうかと思うと
ちょっと怖いですね。

ですので、緊急時の病院の診察は
どんな細かい情報でも伝えておくべきと思います。

家庭の医薬品を見直そう

以上のことから、
自宅にある常備薬の
消費期限を守ることはとても大事です。

塗り薬や点眼液などには消費期限が
記されている場合も多くありますが、
病院処方の錠剤やカプセルなどのシートは
消費期限の記載がないこともありますので、
処方された日付は明記して、
消費期限を調べておき、期限が切れる前に
新しいものに変えましょう。

消費期限が分からなければ
病院へ行った際に医師や看護婦薬剤師さんに聞くなどして
調べるのも良いですね。

ネットの情報で消費期限を調べることは

医療関係が提供している情報であれば正しいのではないかと
思いますけど、念の為にも
自分の常備薬の消費期限は一度は医師や薬剤師に
聞いた方が確実だと思っています。

まとめ

緊急時の対応について、
・かかりつけ医や緊急時に行く病院を見つけておくこと、
・救急車を呼ぶ判断、
・タクシーなどを使った救急病院への行き方、
・病院への連絡を事前にしておくこと
・診察に持っていくもの
・診察で必要な情報
・家庭の医薬品の見直し
などを書きました。
中でも、家庭の医薬品の見直しは重要ということがわかりました。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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