舞台「カルメン故郷へ帰る」見に行きました

舞台「カルメン故郷へ帰る」見に行きました

ひたすら藤原紀香さんが可愛くてスタイルが良くて
明るく楽しい元気の出る良い舞台でした。
木下惠介監督映画カルメンの初舞台化、
主役の踊り子リリーは藤原紀香さんにピッタリの役です。

舞台「カルメン故郷へ帰る」は
1951年に公開された日本映画、
木下惠介監督作品、高峰秀子さん主演の映画の初舞台化作品です。

お話は、

ここは和歌山県・紀の川村。自然豊かでのどかな村に突如2人の女性がやってきます。
名前はリリィ・カルメン(藤原紀香)と朱美(横山由依)。
東京でストリッパーとして働く彼女たちは、休暇も兼ねてカルメンの故郷に里帰りしたのでした。
村に到着し、帰省のひとつの目的でもあった初恋の人・春雄(徳重聡)との再会に喜ぶも束の間、
春雄がすでに結婚していたことを知り落胆するカルメン。

そこへ村長(渋谷天外)やカルメンの父・正一(石倉三郎)がやってきて、
穏やかな村の風景に似つかわしくない2人の風貌に猛反発をみせます。
しかしストリッパーという職業を“芸術家”と信じて疑わないカルメンと朱美はどこ吹く風。
そして帰省早々、村のお祭りで騒ぎを起こし正一から勘当されてしまうのでした。

一方村では村長選挙の真っ最中。金儲けが大好きな丸十運送社長の丸野十造(福田転球)は、
村に国道を開通させ観光地化させる公約を掲げ選挙活動に精を出しています。
さらなる人気取りのため、村でストリップショーを計画するのですが、
乗り気な朱美に対しカルメンには何やら考えがある様子。
果たしてショーの行方は…


引用:カルメン故郷へ帰る 松竹 https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202408_enbujo_carmen/

お話はとても単純で、
リリーとリリーの家族や周囲の人たちの
お話なので、理解しやすく、
キャラに感情移入がしやすいです。
気楽に見ることができるのはとても良いところですね。

映画カルメン故郷へ帰るは見たことがあるので知っていたのですが、
この舞台発表を知った時に
主役が藤原紀香さんと聞き、
明るくて元気な性格、華やかな衣装と踊り子の主役リリーにピッタリと思い
見に行こうと決めていました。

ピッタリというかどハマりです。

藤原紀香さんのリリーを見たいという点が
この舞台を見に行く決定打でしたが
見に行って本当によかったです。
想像以上のハマり役でした。

リリーは設定上20代前半あたりの年齢と思いますので
純粋さがあり、自分の選んだ仕事にとても熱心で、
踊り子(ストリッパー)という職業を芸術家として疑わないという信念も
理解できる年齢の頃です。

驚いたのは、藤原紀香さんは現在はもっと上のご年齢ですけど
純粋さや天真爛漫さを持っている方なので
それが滲み出てしまっていたのですよ。
そこが本当に若い娘さんのようでかわいらしかったです。

おまけに華もある方ですから舞台映えするし、
リリーの衣装は派手なのですが、それも似合うし、
さらにスタイルも良いので、踊り子姿の時の超ハイレグビキニ衣装も
似合うのですよ。

品もお持ちなのでかなり露出しているのに全くエロくない。
とても綺麗。
何から何まで藤原紀香さんはリリーにピッタリだと思わざるをえないです。
本当に素敵なリリーでした。

踊っているシーンでは他にも良かったところがあり、
リリーと朱美、そして浅草から呼んだ他の踊り子たちと
リリーが故郷の舞台で踊るシーンがあるのですけど
みなさん女性なのですが、みんな綺麗で
舞台上が華やかで天女が踊っているみたいでした。
羽衣衣装じゃないですよ。
ストリッパーなのでみなさんハイレグです。

彼女たちを見ていて女性って本当に綺麗だなと
つくづく思いましたし、女性が踊っている姿って
元気を放つ感じがして見ていると楽しくなるのですよ。

近年、集団で踊っているアイドルグループが人気なのは
元気がもらえるからなのかもしれないと思いましたし、

見ながらふと、日本神話の天の岩戸の話も思い出しました。
女神の天宇受売命(アメノウズメ)が半裸で踊った神話。
女性の踊りはすごい力を持っているのは本当なのかもしれないと
思いましたね。

この作品は1951年公開の映画で、
戦後間もなくの頃のお話です。
しかし、舞台では、この映画の時代背景や設定を維持しつつも、
最近のお話を交えたりもしていました。

朱美役の横山由依さんは元AKB48なのですが、
村の選挙の話に食い気味になるところなどは
面白かったです。

48グループの総選挙は多くの方が知っているので
そこをカルメンの村長選挙をミックスさせたのは
素晴らしいです。

横山由依さんも元気はつらつで見ていて楽しかったですね。
さすがAKBさんだと思いました。

上記の総選挙ネタのように、
他にもちょこちょこ現代ネタがミックスされていて
笑いが起きるところでしたね。

昔の作品を扱う時に、全くベースは崩さず
こうした現代ネタを散りばめる方法は
とてもいいなと思いました。

舞台の作り手のこの作品に対するリスペクトも感じましたし、
裏方と役者さんたちみんなに好感を持つ作品でした。

最後に会場についてです。
この作品は新橋演舞場での公演ですが、
新橋演舞場も豪華ですよね。

カルメン故郷へ帰るの元気と華やかさに
新橋演舞場の豪華さが加わり
会場全体がものすごい良い空気を出しているような
エネルギーをもらいました。

私はルンルン気分が収まりません。
元気がもらえる舞台は良いですね。

本当に素敵な作品でした。

舞台カルメン故郷へ帰るは全40公演、
東京、大阪、仙台、名古屋、鹿児島、熊本と
全国を回ります。

チケット購入は
松竹ホームページ、
チケットぴあ、ローチケなどで購入できます。

◾️松竹 カルメン故郷に帰るhttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202408_enbujo_carmen/

◾️チケットぴあ カルメン故郷に帰る
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2451313

◾️ローチケ カルメン故郷に帰る
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=724862

◾️1951年公開、映画「カルメン故郷に帰る」松竹
https://amzn.to/3WM3HvL

下記、松竹チャンネル/SHOCHIKUch公式YouTubeで公開されている予告編です。


最新情報をチェックしよう!
>松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

CTR IMG