明治神宮・秋の大祭2025|勅使参向と伝統芸能が彩る荘厳な式典
連休中に明治神宮へお散歩に行ったところ、
ちょうど秋の大祭の式典が行われており、境内は賑わっていました。
いつもとは違う本殿の様子を眺めていると、
大変大きな賽銭箱が移動され(可動式だったのですね)、
その後に平安時代の衣装を身にまとった御一行が現れました。
鎮座記念祭では、宮中(皇室)から勅使が参向し、
天皇陛下からの「御幣帛(ごへいはく)」が奉納されるそうです。
勅使は衣冠束帯(平安時代の貴族の正装)を着用するとのことなので、
私が見た御一行は勅使の方々だったのかもしれません。
ただ、衣装に詳しくないため、明治神宮の宮司様たちだった可能性もあります。
衣装の色がとても美しかったです。
本殿の周囲には全国の特産物奉献品が並び、美しい華道の展示もありました。
また、能・狂言、舞楽、流鏑馬や合気道・弓道・古武道大会など、
さまざまな伝統芸能が催され奉納されていました。
参加者も多く、明治神宮で働く方々も含め、袴姿の人が大勢いらっしゃったので、
まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚でした。
やはり神社では袴姿の日本人はとても絵になりますね。
明治神宮秋の大祭の一部を写真で公開
明治神宮の公式サイトでも秋の大祭の様子が写真付きで紹介されています。
下欄にURLを貼っておきますので、そちらもぜひご覧ください。
明治神宮本殿。
いつもは階段の上にあるお賽銭箱が下に下げられております。
式典中はこの位置でお賽銭を入れました。

本殿前がこんなに開けられることはないので珍しいです。
皆さん綺麗に並ばれております。

宮中(皇室)から勅使の方々。
もしかしたら明治神宮の宮司さんたちかもしれません。

平安時代の衣装の色が綺麗です。

巫女さんたち?
勅使の方々が出られた後に、巫女さんたちが本殿奥に入って行かれました。
こちらの衣装も綺麗でした。

華道(いけばな)の奉納



菊の奉納

全国特産物奉献品

全国からさまざまな食が並ぶ姿は圧巻です。
ありがたい気持ちになり、お作りいただいたみなさまへ感謝の気持ちが湧きました。
蒙古タンメンのカップ麺もありました。

こちらは全国の銘菓老舗の団体(明治神宮菓道敬神会)による奉納品です。

全国特産物奉納行事について

秋の大祭についてとスケジュール

◾️明治神宮の公式 秋の大祭
https://www.meijijingu.or.jp/taisai/