動きに迷った時この動きと決めるまで素早いラフ描きをして丁寧に描かない

動きに迷った時この動きと決めるまで素早くラフ描きで描き丁寧に描かない

たまには動きがスッと出てこない時もあるのですけど
そんな時でもなんとなくもやもやした動きの形は
私の体の中に芽生えているのですよね。
そういう時はとりあえず頭の中で動きを変えてみて
この動きだと決まる場合もあるのですけど
決まらない場合もあります。

その際は手元にある白紙にボールペンで
欲しい動きの瞬間を描いていくのですね。
「あ、これだ」と思う動きに当たるまでは
すごい速さで何体でも何枚でも描きます。
ラフ描きでどんどん描く。
この時は丁寧に描きません。

なんで丁寧に描かないのかというと
決まっていない絵を丁寧に描くと
本当は変な絵なのに
「せっかく描いたから生かしたい」とか
「使わないのはもったいない」とか
「思ったより上手く見える」などの
正しい基準ではない判断をしてしまうものなので、
その不要なジャッジを絶対にしてしまわないように
素早く雑に描いています。
動きが決まるまではとにかく
心を動かさず、無心の状態をキープして描くのですね。

最初はなんだかわからない迷い線が多いラフ人間も
描いているうちに自分の腕と目が「こうだよ」って
軌道修正してくれる感じで導いてくれるので
それに従い自動初期のように描きますね。

とは言っても、
こういう時の人間はこういう動きをするという
動きのリストが自分の中にないと出てこないので
普段からいろんな動きを見てインプットしておくことが
前提なのですが。

というわけでこれがその動きを決めている
自動書記中の絵です。
思ったよりもラフだと思います。

ちゃんと描くのは本番の時ですね。
決まっていない絵を丁寧に描いてもより変な絵になるだけなので
手と目が本当に欲しい動きに慣れるまで描いた方がいいと思いますね。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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