なぜそれを作るのか描くのかを考える

なぜそれを作るのか描くのかを考える

日々色々作ったりして何十年とクリエイティブ産業の中にいる私ですが

「なんでそれ作ったのですか?」

漫画の場合は「なんでこれ描いたのですか?」

になりますが、
作る前にそこを考えますね。

クリエイティブな作品って
見る人の心が動くものを作るので
見る人の心が動くものが作品に入っていないと
いけないのですよね。

本当に本当によくあるのですけど
「あの作品はこういうふうな感じだったからそれでいいと思った」とか
「こういうふうに作ると良いと聞いたから」と
普通は見たもの聞いたものをそのまま作るのですね。

これをやるとどうなるかというと、
見たもの聞いたものをコピーしただけなので
そこには何も入っていないから
見ても何にも感じないのですよね。

何も感じないから
心は動かないですよね。

なんで描くのか、なんで作るのかを
考えてから作ると自分の意思が
作品に乗り移るので、伝わるものが出るのですよ。
それを感じられるものが見たかったりするんですよね。
自分の思いを込めましょう。
はっきりしていればはっきりしている方が良いのですけど
とりあえず練習がてら

・その作品を作ろう、書こうと思ったきっかけは?
・あなたが思うこの作品の一番見て欲しい所はどこですか?(見どころ)
・なぜこのキャラクター、このシーンを描くのですか?
 これの何が良いと思うのですか?

このような問いに答える自問自答をしてみましょう

慣れないと難しいかもしれませんけど
ただ作った作品ではなくなるので
少しはマシになると思いますよ。

「心が動くもの」を忘れないで。

あんまりわからなかったら
映画や漫画や小説や歌、日常生活の中でも、なんでもいいので
自分がそれを見た時に、自分の心が何に感動したか
心が動かされたかを見てみると良いです。
自分の感度を高めるためにもこれ良いですよ。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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