大川橋蔵さん主演「若さま侍捕物手帖」で爆笑&感動!魅力が詰まった紅鶴屋敷
銀幕のスター・大川橋蔵さんが主演する
「若さま侍捕物手帖」シリーズは、
真剣勝負の殺陣と若さまの愛らしい魅力で多くのファンを惹きつけた名作です。
1958年公開の「若さま侍捕物手帖 紅鶴屋敷」では、
豪快で美しい二刀流の殺陣が展開される一方、
観る者の予想を裏切るシュールな爆笑シーンも登場!
真剣さとユーモアが絶妙に交錯するこの作品の
あらすじ、名シーン、そして見逃せない見どころを余すところなくご紹介します。

1958年公開「若さま侍捕物手帖 紅鶴屋敷」のあらすじ
江戸近郊のひなびた漁村で行われる舟祭りに、
喜仙の娘・おいとと居候の若さまが訪れます。
祭りに集う村人たちの中で、一際異様な一団が目に留まります。
それは、最近紅鶴屋敷を買い取った江戸の豪商・越後屋の勘当息子・清吉とその仲間たち。
清吉は勘当された恨みを晴らそうと、
伯父・清左衛門から金をゆすろうと企てていました。
やがて村では、紅鶴屋敷に不気味な人影が現れるという噂が広まり、
清吉の仲間たちや清左衛門が殺害される事件が発生。
事件の鍵を握る浪人・佐竹半次郎や、
放心状態のお千代から聞き出した紅鶴屋敷の秘密。
若さまは真相解明に挑む。
真面目な話の中に突然のユーモア!鎌だけ振り回す敵ボスに爆笑
「若さま侍捕物手帖」シリーズといえば、美しくしなやかな殺陣が見どころ。
しかし、この真剣な戦いの中に、突如シュールな場面が差し込まれることもあるのです。
本作の名珍場面をご紹介します。
敵のボスが手にしている武器は、鎌に鎖と鉄玉が付いた武器。
これを振り回して若さまを襲う・・・はずが、次のシーンでは何かが違う!
まず、武器を振り回した時は敵ボスだけが映るシーンで、
振り回し始めた武器の鎌には鎖と鉄玉がついていたのですが
次のシーンでは若様と若様を追い詰める敵ボスの二人の姿が映りました。
そこで発見してしまったのですが、
敵ボスが持つ鎌についていたはずの鎖と鉄玉がはずされていたのです。
ただの鎌を回しながら若さまを追い詰める敵ボス。
若さまも刀で防御しながら「これは手強い」と真剣な表情で応戦しています。
一見して「危険な場面」のはずが、映像に映るのは、
シュールすぎる鎌だけの振り回し。
最初は何が起こったのか理解ができませんでしたが、
次第にこれは「危ないから外したな」と気づいた瞬間、
笑わずにはいられませんでした。
銀幕スターである大川橋蔵さんを危険に晒さないための演出ですが、
視覚的な違和感が面白すぎて、
このシーンは忘れられない名場面となっています。
美しい殺陣シーン:二刀流で魅せる若さま
「紅鶴屋敷」には、若さまが二刀流で敵と戦う迫力満点の殺陣シーンが登場します。
この二刀流での立ち回りがとにかく絵になる!
特に、敵二人を相手にしたシーンでは、
一度斬った後に振り返りざま両手の刀を回転させて再び斬るという動作が圧巻です。
この回転動作、実際には「回しているように見せる」動きですが、
これが非常に美しい!
歌舞伎出身の大川橋蔵さんならではの魅せる技術が光る瞬間です。
「見せること」を知り尽くした彼だからこその動作に、
観る人を引き込む力があります。
これこそ銀幕スター、大川橋蔵さんの真骨頂です。
シュールさも美しさも楽しめる「紅鶴屋敷」
「若さま侍捕物手帖 紅鶴屋敷」は、真剣なミステリー要素と華麗なアクション、
そしてシュールなユーモアが絶妙に混ざり合った作品です。
特に、若さまと敵ボスの鎌を巡る一連のシーンは、
時代劇ファンにとっても衝撃的かつ笑える場面として印象に残ることでしょう。
もちろん、華麗な二刀流の殺陣シーンや、美しい衣装・所作も存分に楽しめます。
大川橋蔵さん主演「若さま侍捕物手帖 紅鶴屋敷」の視聴方法
1958年公開の「若さま侍捕物手帖 紅鶴屋敷」は、
東映オンデマンドやAmazonで視聴可能です。
単品購入やサブスクリプションで楽しむことができます。
時代劇の黄金期を支えた名優、大川橋蔵さんが魅せる迫力と美しさ。
そして、笑いの要素も詰まった名作「紅鶴屋敷」。ぜひ一度ご覧になってみてください!
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