東宝時代劇の美意識|役者の技が光る「肌を見せない生着替え」の様式美とは?
昔の東宝時代劇の役者さんがたまにやる映画の中での着物の着替え。
男性だけど肌をほぼ見せず、背中からスルリと落ちる着物、
替えのじゅばんと着物が背中を上手に隠し、あっという間に着替えるので
大変美しく美意識のある光景で
逆にドキドキしてしまうものです。
今回は1958年公開、中村扇雀さん主演「女殺し油地獄」より
描かせていただきました。

新東宝ですけど、若山富三郎さんも別の映画でこれやっており、
そちらもすごく綺麗でした。
東宝は役者さんの技や芸が非常に達者で、本当にすごいです。
映画本編のお話以外でも
こうした楽しめる作品づくりがあり、とても感心してしまいます。
「女殺し油地獄」は歌舞伎の演目で有名な作品です。
与兵衛という男が主人公ですが、わがままなボンボンで
自由気ままな生活から借金こさえて首が回らなくなり
家からも勘当され、最後は人殺しをして磔刑されるお話です。
「女殺し油地獄」 視聴
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