1970年TV時代劇「大岡越前第1部」の榊原伊織のおさなさ

1970年TV時代劇「大岡越前第1部」の榊原伊織のおさなさ

私が視聴していた頃の加藤剛さん主演版「大岡越前」では、
榊原伊織は小石川療養所の先生で、すっかり大人でした。
そのため、伊織のセリフが気になることは特になく、
疑問に思ったこともありませんでした。

しかし、今回視聴している「大岡越前 第1部」の伊織は、
それよりも前の時代を描いていることもあってか、
発言がかなり子供じみていて驚きました。

あのイケメンでスタイルの良い外見のまま、
小学生の男の子が言いそうなセリフを
真面目な顔で言うので、おかしくてたまりません。
伊織の発言に驚いて突っ込む大岡忠相の反応も、
じわじわと面白さを増します。

目安箱のエピソード

今回は、教科書にも載るほど有名な、
徳川吉宗の時代に設置された「目安箱」が登場する回でした。
その目安箱の前で、伊織と浪人姿に変装した忠相が会話をするシーンがあります。
そこで伊織が漫画に書いたセリフを言います。

「そうだ、オレは早速投書しよう。
町奉行の大岡越前は、お忍びで町を出歩いては
逢引きを重ねている。」

この時、忠相は雪枝さんを連れていたため、
実際に逢引きしていたのは事実ですが、
伊織の言い方はまるで小学生の男の子のようでした。

さらに、この投書が本当に投函され、
大岡越前では気の強い性格の将軍吉宗がそれを読む場面を想像すると、
おかしくて仕方がありません。
吉宗は狂ったように爆笑しそうです。

伊織の投書のその後というエピソードで
同人誌が一冊できそうですよね。

キャラクターの個性

「大岡越前 第1部」は、
榊原伊織をはじめ、忠相の父親や将軍・吉宗など、
個性が強く、ストレートにものを言うキャラが多いです。

そのため、そんな人たちと付き合う忠相は大変だろうなと思います。
想像以上に「大岡越前 第1部」はストレートな物言いが多く、
子供っぽい部分もありますが、
若い頃の姿として見ると、それがまた面白いと感じます。

1970年TV時代劇「大岡越前 第1部」の視聴方法

現在、DVDでのみ視聴可能です。

◾️1970年TV時代劇「大岡越前第1部」DVDBOX TBS
https://shopping.tbs.co.jp/tbs/product/P0019337?srsltid=AfmBOoqjfU1Je1OzLmUf8xKPp6IPz7eiunCQf7y6yJt2pHDRFagx3lnE

◾️大岡越前 第1部 – 映像制作 | 株式会社C.A.L(シー・エー・エル)
https://www.cal-net.co.jp/picture-produce/drama/oooka/index.html



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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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