「少女マンガの作り方」中身公開

少女マンガの作り方の内容の一部を少しずつTwitterやInstagramで
公開しておりましたが、
ブログの方にも公開しておきます。

この本でのポイントとなる少女マンガを構成する8つの要素、
この8つの要素を順番に描くと少女マンガが出来るという要素です。
こちらの内容をを少しお伝えします。

1:主人公の目標


少女マンガの場合、主人公は好きな相手がいて、彼とどうにかなりたいと思っています。



「はっきりしない時を過ごし、何かの時に主人公はその相手の恋人になりたいと思う時が来る。」



……というような明確な目標設定が主人公の中で起きた時、マンガの物語がスタートします。
はじめに言葉ありき……のような感じがありますが、目標を宣言すると、このマンガは何をするマン



ガなのかが読者へ伝わります。それによって目標に興味を持たせ読み始めてもらうのが、目標を設定する目的です。

2:目標達成の行動


目標があると、人は行動を起こします。少女マンガの主人公の場合は「彼に告白しよう」とか、「つきあってと言おう」と決め、彼に声をかける計画をたてるなどです。
(続きは書籍で)

3:目標達成をはばむイベント


主人公は、目標に向かって行動を起こしている時、うまくいくと思っています。目標に向かって行動している人はキラキラしていて良いです。応援したくなりますね! でも、少女マンガにおいては主人公の目標達成を邪魔します。なぜ邪魔するのかというと・・・(続きは書籍で)

4☆スーパーチャンス「主人公と彼は一緒に住む」☆



邪魔をする以外に、主人公にはチャンスも用意します。
少女マンガは、主人公と彼のふれあいを描くものなので、
2人がふれあう機会が多く発生する状況を用意する必要があります。

その機会としては「一緒に住む」イベントを用意します。
(続きは書籍で)

5主人公と彼に特技をつける


主人公と彼を好き同士にさせる為に、お互いが相手に興味を持つ
イベントを用意します。
そのために主人公と彼には特技や趣味をもたせます。
その特技や趣味を使って、「この人はこんなことができるんだ、すごいな」と、それぞれが相手に対し感心する様子を見せます。
お互いに良いなと思えば、2人はもっと接近していきます。
(続きは書籍で)

6主人公と彼のすれ違い


特技などで大きく盛り上げて、キャラや読者の気分が良くなった
イベントの後は、盛り下げます。
ラストのハッピーエンドを盛り上げるためにも、必要な下げです。


主人公と彼がすれ違うイベントを用意して、
さっきまで順調に進んでいた2人の仲がこの先どうなるか、
わからなくなるようなイベントを入れます。
(続きは書籍で)

7彼が主人公をつかまえに行く



すれ違って、主人公が彼の前から離れていったら、
彼に主人公を追わせてつかまえさせます。
主人公が彼を追いかけてはダメです。
「都合の良い女」というキャラクター造形になってしまいますから。



通常、主人公はがんばったり、前向きに進んでいったりするものですが、
少女マンガの山場となるこの時だけは・・・
(続きは書籍で)

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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