漫画に出てくるキャラは一気に登場ができるように、
キャラクターは近い関係性の設定にしておきます。
全員同じコマ内に既にいるとか、
次のコマで出てきてもおかしくないくらい近い関係にします。
全員クラスメイトが良い関係性です。
好きな男の子とは隣の席同士くらい近い方が良いです。
隣の席だと漫画のお話になる2人の交流も、挨拶するとか、
忘れ物を借りるとか、
自然に接する機会が多く作れますし、
絵にするときも、並んでいるから簡単です。
なぜ近い関係性がよく、遠い関係性が問題かというと
続きは書籍で読んでもらいたいのですが、
少しだけヒントを教えますと、
これが発生することによって、
読むテンポが悪くなることが含まれているからなんです。
これがあってはいけないということを知らないと
かなりの度合いで漫画に描いちゃいます。
頻繁に描きやすいことなんです。
しかしそれは、どうしても入れないといけない要素でもあるので、
漫画の中には入れていますが、
回数を最小限にしないと読むテンポが本当に悪くなります。
なので、漫画を作るときに、最初から設定で無駄になる要素は
入れないようにします。
できるだけ近い距離にいる関係性のキャラ同士の方が
テンポがいい漫画になります。
遠距離恋愛という題材は少女漫画では良い題材と思いやすいですが、
実は、あってはいけない要素がかなり発生します。
描くとき絵が大変になるだけで、
漫画になったときに、遠距離という要素が効果的には使いこなせない
という結果になりやすいですね。
遠距離がダメではないのですが、そのネタは先々取っておいて
かけるようになってから描いても良いと思います。