少女マンガの作り方冒頭ダメパターン2

少女マンガの作り方冒頭ダメパターン2

昨日「少女マンガの作り方冒頭ダメパターン」と言う
漫画の冒頭のよろしくないパターンと、
なぜダメかの解説を記したブログを書きましたが、
他にもダメパターンで書いてましたので紹介。

こちらです。

どこがダメなのか

・自己紹介スタート

・「人気者」と言葉だけで語る

・朝起きた時からの話は不要


「解説」

「自己紹介スタート
物語の始まりは事件やピンチなど、何か起こっていたほうが良いのですが
主人公の自己紹介は別に何も起きてないので冒頭でやらなくても良いのですね。
登場するキャラの名前や関係性などわかるように
伝えないといけないのですが、
お話の中でさりげなく語られたほうが良いです。
お話の中に組み込むのには、例えば新学期のクラスで行う自己紹介にして言う。
などですね。

4コマ漫画は割と冒頭名前はじまりがありますので、
全くダメと言う事はないです。

「「人気者」と言葉だけで語る」
なんの人気者なのかわからないので、
どんな人気者なのかはお話で語ったほうが良いですね。
わかりやすいのがアイドルですが、コンサートでたくさんの
動員数があり、キャーキャー言われている所をかけば
「人気者」と言葉で語らなくてもわかりますよね。
学校の人気者だったらわかりやすい所ですと
バレンタインのチョコレートをたくさんもらうとか
ですかね。
「人気者」と書けばわかりやすいですけど
自分以外の全く知らない人がそれを見た時に、
「人気者」と思ってくれるかどうか怪しいですよね。。
ギャグ漫画かなあとも思ってしまいます。

「朝起きた時からの話は不要」
朝起きたので文字は同じですけど
その「起きる」じゃないんで。
と言うのは冗談ですけど、
おしゃべりな人に多い、朝起きた時からの出来事を誰かに話すって
聞いてる方は本当にどうでもいいし退屈なんです。
いらないんですよね。

お話やアイディアに「睡眠」や「寝起き」がキーワードに
なっているような大事な出来事などでしたら
寝たり起きたりする事も使って良いとは思います。
お話の中でなんの関係も関連も意味もないのでしたら
省きましょう。

主人公が
「ふあ〜朝だよく寝た」
って言うのも普段の生活の中で一人で声を出して言わないので
おかしいですよね。
独り言が多すぎて困っているキャラとかならありですけど
独り言が多いって共感はしずらいですね。。

こちら前回のものです。

書籍の中で書いたこともブログでさらに解説をプラスして書いてます。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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