吉宗評判記暴れん坊将軍予想外の成敗時の演出
人相の悪い敵たちが
お膳の上の物を倒してはならぬと罰ゲームさながら
ぴょんぴょんと跳ねて
チャンバラをするのはおもしろすぎましたね。
吉宗評判期暴れん坊将軍は
こういうバカバカしいことを真面目にやるので
おかしくてしょうがないです。

昔のドラマなのでお膳の上のうつわ類が
全て本物で、倒して割れたら
危ないという理由からチャンバラ中はまたいで
壊さないようにする。
ということにしたのかもしれませんけど
だったらこんな宴会中の演出にしなければいいのにと
思うのにやってしまうという不思議な作品です。
宴会中のチャンバラは
シュールなのか滑稽なのかよくわかりませんが
とにかくインパクトが大きすぎて
笑いましたね。
しかし、この時のシーンを振り返ると
お膳の上にうつわやとっくりが置かれると
そこそこ高さはありますよね。
ひざくらいの高さはありそう。
それを飛び越えながら
なおかつチャンバラをする。
しかも、暴れん坊将軍のチャンバラは
結構早くて細かくて長い。
それを軽々とこなすのですから
この当時の時代劇の役者たちは
身体能力が高いですよね。
もしくは、
暴れん坊将軍は東映が制作しているのですけど
東映は特撮の役者さんたちが
大変身軽なのでできるのかもとも思いました。
ショッカーの皆さんがやっているのかもしれないと思うと
ジワります。
身体能力の高さがあるからこそ
できる技なのかもしれませんが
東映の時代劇に出ている役者さんたちは
どんな無茶なこともやってのけそうなので
感心してしまいますね。
漫画の最後に吉宗の厨二発言を入れておきましたが
吉宗評判期は
この吉宗の厨二発言も見どころの一つです。
「三途の川の向こう岸まで送ってやろう。」
なんて、本当にバカバカしいですね。
マツケンさんが20代なのでバカバカしいこと言っても
合うので許せます。
この回はチャンバラのシーンは
記憶に鮮明に残るほど
面白い演出でした。