人工知能、人間にこだわらない世界

人工知能、人間にこだわらない世界

先日、ゲームAI開発者の三宅陽一郎さんの講座を視聴しました。
人工知能技術に従事している方で、
ゲームの人工知能開発をされています。
私もゲーム業界で働いていて、ゲームの中の人工知能に
興味がありましたので、その関係で三宅さんの
今回の講座の試聴をしたのですね。

講座は三宅陽一郎さんの学びの遍歴、三宅さんのこれまでの
経験や学びを中心に語っていただいたのですが
若い頃から人間とは何か、人の心理に関して関心があったようで
多くの哲学書などを読み、
「デカルトだけが真理とは何かにちゃんと答えてくれた人」
と話しており、「本当の勉強は自分でやらなきゃいけない」という事を
学生時代から思っていたそうです。

人間とは何か、という問いを持ちながら
それをサイエンスで試すには人工知能しかないと考え
人工知能研究に進んでいきます。
人工知能は同時に人間研究でもあるのですが
人間で誤魔化している部分が人工知能では誤魔化せない。
人工知能はまだそんなに賢くないので
ちゃんとやらなくてはいけないのですが
考えるということを人工知能に教えることも
歯痒い部分があるようです。

人間は動物的なもの8割、ロジカルなもの2割で
人間は考えている時間は結構少なく
色々とある中でも行動に移すが
人工知能にそんな人間のようにやらせるのは難しそうですね。

以下は三宅さんの話を聞きながら
私が思ったこと、考えや感想になります。

現在(2022)の人工知能は
・9.5割は人間の下で動く召使いのような役割
・0.5割は人間とは別の新しい知性としての役割(エンターテイメント)
と言われていて
人間の下で働く召使いのような役割とは主に西洋の考えです。

人間とは別の存在として捉えているというのは
人工知能は何も人間のような考え方をする知能だけではなく
人間以外でも良いのではないかという考えです。
少数派の意見になりますがそこには私は大変共感しましたね。
猫や犬などの動物でも花や植物、他のものという感じです。
というのも今バーチャル世界で遊んでいる人が良い参考なのですが、
そういう人たちの世界を覗きに行くと
日本の場合は自分のバーチャルでの姿が
必ずしも人間の姿だけではなく
ロボットやケモ耳系、お気に入りの商品だったりさまざまな姿なのですよ。
一番感心したのは「壁」でしたね。
喋らないでみんなを見ているだけなのですよ。
そういうのも良いですよね。

日本は大昔の八百万の時代から
さまざまな姿の存在主がいて
わかりやすくいうといろんな姿形のキャラクターですね。
もっとわかりやすくいうと
漫画やアニメに出てくるようなキャラクターですね。
そういうキャラクターに長い時代囲まれ続けているので
バーチャル世界で自分の姿が人間体じゃなくても
割と受け入れる民族と思うのですよね。
この日本の感覚は好きですね。

ですから日本の人工知能は将来とても面白いものが
たくさんできるんじゃないかって期待も持っているのですよね。
イメージとしては現在たくさんあるゆるキャラや
女子高生のバッグについているような
へんてこなぬいぐるみが人工知能の実体化として
人間と共に生きる。みたいな。
ドラえもんとか、子供向けの漫画で良くある
お助けミニキャラですね。

人工知能は現在知能だけですが
知能を人工知能が自ら考え、能力を活かすようになるには
人間のように体が必要という話があります。
そうなった時に、
人間のような姿を選ぶか
ゆるキャラや動物や植物の姿を選ぶかでも
付き合いが変わりそうですが、
ゆるキャラなどの方が面白そうだし
なんとなくホッとする感じがします。

この世は人間以外のものでたくさんできていて、
人間中心に物事考えると答えにどこか行き詰まりを感じるのですよね。
人間から離れ、人間以外はどうなのか、
人間の考えにこだわり、それを活かす必要が本当にあるのか、
人間以外のさまざまな存在の見方があっても良いのではないかと思った時に
新しいものや広がりを感じたり、
どことなくホッとするような、呼吸がラクになったま感じがありました。

北欧のどこかの国では
1日に30分は自然の中に行く事が推奨されている
ようなのですね。
人間以外の存在が人間に良い効果をもたらしている
ということの実証なのですが
自然や動物と生きるのも幸せを感じますし、
何も人間だけが人間を幸せにできるわけでもないですし
人間の作ったものや考えに縛られることで
しなくてもよかった苦痛を感じていることもありますから
人間にこだわらないことが良いなと
今回の人工知能の話を通して思いましたね。

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