IC原稿用紙とICスクリーントーンと私
Twitterで漫画画材のアイシーさんにフォロー頂きまして、
久しぶりで懐かしくて嬉しかったですね。
アイシーさんの思い出は本当にたくさんありまして、
手描きの漫画の時は、ホラーの時の特殊なタイプを除いて
全ての作品ICさんの原稿用紙を使っていたのですよね。
■こちらがデビュー作の原稿用紙です。
青枠とICさんのロゴが見えるように撮影しているので暗くてごめんなさい。
■こちらはデビュー後の原稿。
ICさんです。
■こちらは投稿時代の原稿。
アイシーさんの古いタイプの原稿用紙ですね。
古いタイプはロゴが小さいのでアップにしてみました。
■こちらも投稿時代の漫画、表紙ですね。
ICさんは他にもスクリーントーンも使っていまして、
特にグラデーションと砂目の美しさが好きでした。
グラデと砂目、網目はICさんのトーンしか使わなかったですね。
■こちらはデビュー後、読者のお手紙で漫画の道具について
質問を受けた際に、
ICさんのスクリーントーンを使っていて、こんな感じの柄があるということを
描いて送っていました。
(価格が1枚430円と描いてありますが定価ではなく、当時使っていた販売所の価格です。)
ICさんのスクリーントーンは柄系も綺麗でしたね。
アイシースクリーン ユース、Jトーンも使っていて、
新柄のスクリーントーンが出ると即購入して漫画に使っていました。
私が描いていた当時はトーンが他社でもものすごい量で増えた時で、
ちょうど2000年あたりですね、
ICさんのスクリーントーンの種類が600、700種類になっていた頃です。
私は作業でトーンを貼るのは好きでしたし、
原稿が華やかになるので他の方よりかなり貼っていたと思います。
トーンを購入する量も凄かったのでカタログで選んでFAX注文をしていたのですが、
新しいカタログが送られてくるたびに新柄が出るので
カタログを見るのも楽しかったですよね。
ICさんのスクリーントーンがどういう工程で作られるかという
記事を見たのですけど
作業者の方が、漫画雑誌を7、80冊読んでインプットして、
どんなシーンで使われていたり、表現方法やトレンドをとても熱心に
調べて作っていて感動したのですよね。
漫画をとても研究して作っているから
「こういうのが欲しかった、使いやすい、新しい、好き、綺麗」
と思えるトーンだったんだなと思いました。
漫画制作を応援する情報ALLES「アレス」Web版 vol.36
https://www.icscr.jp/wp-content/uploads/2021/09/ALLES_36.pdf
・アイシースクリーンができるまで
ICさんは50周年を迎えるそうです。
おめでとうございます。
これからも素敵な漫画素材ができるのを楽しみにしています。
漫画画材のブランド IC(アイシー)
https://www.icscr.jp/
50周年記念のキャンペーンやってますよ〜