時代劇「俺は用心棒」品田万平の愛されキャラの秘密
1967年放送のドラマ「俺は用心棒」の万平さんは、
個性が光る親しみやすいキャラ。
戦うより料理を振る舞いたいのに、
毎回食べごろで事件が起きるのがツボ。
100点のキャラです。
時代劇ドラマ『俺は用心棒』にどハマり中！
個性豊かなキャラクターが次々と登場するこのドラマ、
今回は特にユニークで愛されキャラ
「品田万平」さんをご紹介します。
品田万平とは？
キャラクター名は「品田万平（しなだまんぺい）」さん。
演じているのはベテラン俳優「左右田一平」さんです。
万平さんは主人公である用心棒を支える重要な脇役で、
正義感が強く、どこか愛嬌のある不思議キャラ。
見る人の心を掴む存在感があります！
万平さんの魅力ポイント
1. 人の良さそうなおじさん顔×柔術の達人
万平さんは一見、普通の侍ですが、
実は柔術道場の師範代。その腕前は一級品！
役者の左右田一平さんは実際に柔術経験者のようで、
劇中の動きもリアルでキレがあり、目を奪われます。
おっとりした雰囲気と戦闘時のギャップがたまりません。
2. 戦うよりも料理を振る舞いたい！？
万平さんは料理が大好きで、
どこでも勝手に料理を始める癖があります。
例えば、小料理屋の台所に勝手に入り込み、
「食べてくれ。」と振る舞うものの、味はイマイチ。
その際、用心棒に「上手くない」と指摘されると、
「そんなはずはない、もう一度作り直す。」
と再挑戦する姿が微笑ましいです。
この話、実は料理屋の主人や女将さんが
食中毒で休んでいる間の出来事で、
これには思わず苦笑いしまいました。
3. 独特な言葉選びと謎の知識
うんちく好きで、
町人の困りごとにも丁寧に耳を傾ける万平さん。
「赤ん坊の泣き方で何を求めているかわかる」
といった妙な発言も飛び出しますが、
それを真顔で語るので思わず信じそうになります。
ユニークな会話術につい引き込まれます。
4. 食べごろに事件発生！？
万平さんがせっかく料理を完成させようとするタイミングで、
必ずと言っていいほど事件が発生します。
「魚が焼けるのに…」
「菜飯が炊ける頃だというのに…」
とぼやく万平さん。
不憫ではありますが、
その可愛らしい一面が魅力でもあります。
用心棒と万平さんの絶妙コンビ
主人公の用心棒（栗塚旭さん）はコワモテなキャラクターですが、
万平さんがいることで話にユーモアと温かみがプラスされます。
また、沖田総司（島田順司さん）と
万平さんが楽しげに会話するシーンでは、
普段厳しい沖田が笑顔を見せたりツッコミ？を入れるなど、
キャラクター同士の掛け合いも見どころです。
ナレーターとしても活躍
実は、ドラマの最後で流れるナレーションも
左右田一平さんが担当しています。
独特な語り口がクセになるという声も多く、
視聴者をさらに物語の世界に引き込んでくれます。
時代劇ファン必見！万平さんをもっと楽しむには？
左右田一平さんは『俺は用心棒』シリーズ4作品全作に
品田万平として出演しています。
さらに、『燃えよ剣』では似たキャラである「裏通り先生」を演じ、
これまたファンに愛されています。
時代劇初心者でも、まずは万平さんの魅力を堪能してみてください。
万平さんが登場するシーンでは、
正義感、ユーモア、そして柔術のキレ味を
存分に楽しめること間違いなしです。
『俺は用心棒』は現在、
東映時代劇YouTubeで１、２話無料公開中。
万平さんは3話以降の登場なので残念ながら
無料では見れないのでDVDで
ぜひチェックしてみてください。
◾️左右田一平さん出演のおすすめ作品
俺は用心棒（品田万平役兼ナレーター）1967年
新選組血風録（斎藤一役）1965年
燃えよ剣（裏通り先生役）1970年
新選組（斎藤一役）1973年
◾️俺は用心棒 コレクターズDVD
https://amzn.to/3ZaXxra
◾️東映時代劇YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCJm60FFiYSH2mJONr6vnV_A
◾️左右田一平 Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A6%E5%8F%B3%E7%94%B0%E4%B8%80%E5%B9%B3