漫画家になろうと思った頃に買った初めてのペンで描いた練習作品とダメな目の描き方

漫画家になろうと思った頃に買った初めてのペンで描いた練習作品とダメな目の描き方

こちらのスケッチブック本当にリアルに当時のものです。
18歳頃かな。

紙の種類、サイズも全然わからなくて、紙が1枚1枚
離れていることもそれまでに出会った事ないから
知りませんでしたね。

そこでとりあえず子供用のスケッチブックを買いましたね。

ペンが文具屋でケースみたいな中にザクザク入っていて
Gペンがどれなのか探すの大変でしたよね、
1本数十円だったかな。
インクも色々あったと思いますが、
パイロットの製図用インク買いました。

学生でお金ないからペン先もバラで1本買ったのかな。
それから150円くらいの青色のペン軸。
Gペンのペン軸はこの時に買ったものをずっと使っていましたね。
今はもうないですけど。

丸ペンを買うのはもっと後です。

とりあえず家に帰り、ペン軸にペンををつけて
インクをつけて描いてみました。

ドキドキですよ。

鉛筆しか持った事ないからものすごい描きづらかったのを
覚えてます。
ペン軸をどの向きで描くのかわからないから
めっちゃ紙に引っ掛けてましたね。
記念すべき初めてのペンで描いた線です。

こちらが見様見まねで描いた「カケアミ」
描けない〜
均等に線を引くことが出来ないし
カケアミが重なっている箇所がどうなっているか
全然わからなくてすぐにやめました。

今でもカケアミはうまくないです。

このページには思いっきり紙にペンが
引っかかった痕跡がありますね。

同じスケッチブックの中に描かれたキャラクター。
ペンでキャラを描く事が出来ない当時ですね。
なんとか帝国の女帝とか横文字の名前とか軍服とか
めっちゃ中二病ですよね。

こちら別のノートですけど
イケメン描いたつもりなんですよ。
おかしいなあ。。
今見ると3頭身。

少女マンガ描かれている方結構あるあると思いますけど
キャラ描き始めた頃って男が描けないんですよね。

覚えたての「男には喉ぼとけ」を取り入れる 笑
横向きが描けなくて、描き直してますね。
これ多分話は新撰組みたいな時代劇モノですね。
絶好調に中二病ですね。着物描けなくてやめましたが。
雨の日に猫拾ったのかな 笑

こちらはスピード線の練習ですね。
少し描けるようになってからの絵です。
原稿用紙を知り、キャラをペンで描けるようになっているのでね。
投稿時代のものです。
ヒュッ?

横向きの鼻が飛び出ちゃうのがなかなか直らなかったですね。

こちらはベタフラッシュの練習ですね。
画ビョウを刺した跡があります 笑
ベタ汚いですけど、案外紙面にはのらないもんです。
あんまり薄いのはダメですがムラは活版白黒なら大丈夫ですよ。

このキャラは2作目の持ち込み漫画のキャラです。
結構気に入ったキャラ達でいろんな名無しや絵を描いていましたが
賞に何にも入らなかったので
このキャラを描くのをやめる良いきっかけになりましたね。

これは建物とスピード線やフラッシュの練習ですね。
なんでこう難しい構図や建物を描こうとしたのか不明ですが
やっぱり描けなかったようです。

これは白黒反転の練習。
筆にポスターカラーのホワイトで描いているようです。
定規使ってないスピード線や背景が面白いです。
白黒反転は印刷で白黒反転指示出せばやってくれると
気がついたのは漫画で編集さんがそれをやってくれた時でした。
それまで自分で描くものだと思っていましたね。
デジタルは簡単ですね。

これは出窓がうまく描けなかったのと、
家の周りの背景をどうやって描いたら良いかわからなくて
自分でボツにした冒頭ですね。

やってはいけない無意味な朝寝起き始まりを
思いっきり描いてますね。

これは結構描けるようになってからの絵ですが
水面の描き方の練習をしていたと思います。
世界観が中二病ですね。
ウエストが細いんですよね。

多少男の子かな?というキャラが出来上がってきた頃ですね。
襟がおかしい。。。

これはトーン貼りの練習ですね。
青色で指定とかしてるけど
めんどくさかったので、この練習以降トーンの指定は描いてないですね。

日本刀とか描いて、相変わらず厨二病ですよね。

ペン入れた後に男の子の顔に女の子の手が重なって
描いちゃってどうしようと困ったけど、
腕が透けた形で強引に描き切る 笑
ダメだよ。

こちら厨二病全開です。
ベタの表現の練習かな?

これは目の中の練習ですね。
私はこの目の中が描けなくて本当に困りましたね。
最初の持ち込みの頃はずっと目が気持ち悪いと言われるくらい
目の中が描けなかったんです。
カケアミが描けないとこの頃の少女マンガは
ダメだったかも。

いろんな少女マンガの目を真似したりする練習して
描きましたね。
これはフレンド系ですね。

こちらも目の練習です。
あんまり変わってないですね。
自分にとって難しい系統の目の中の描き方が
わかった気がしますね。
あの難しい目の中を描いている漫画家さん
すごいなと思います。

これは4本目に持ち込みした漫画のキャラ絵ですね。
目を自分なりに頑張って作って描いたけど
絶対やめた方が良いと当時見てくれた編集さんに言われます。

それは「涙が出て泣いているみたいに見えるから」
言われてみるとそうですよね。
速攻でこの目やめましたね。

漫画を描いてみようと決めた以降の落書きなどは
全部取っておこうと思って残していたので
かなりの量を持っています。

投稿時代にどんなことやっていたか参考になるものも
あるのでたまにブログに載せますね。

そういえば、私が漫画の道具を初めて知った参考書は
鳥山明先生のHETAPPIマンガ研究所 でした。
昔本当にマンガの参考書ってなかったのですよね。
ペンとペン軸とインクはこの本を見て文具屋に買いに行きました。
この中に一般の人の投稿漫画も少し紹介されているのですが
今でも覚えているほど何回も読み込んでいましたね。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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