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漫画の描き方

  • 2020年10月30日

ネームは、マンガの画面構成を伝えるもの

ネームは第三者へ見せる目的で作ります。ネームで確認するポイントは下記3点。 ●初めてマンガを読む人でも内容がわかり、見やすい紙面であること●読者がページをめくり、最後まで読み続けてもらうための、 技術を組み込むこと●与えられたページ数に収めること これらのポイントが確認でき、クリアになっていることが重要です。それらが実現できるネーム作りを、この本の中で解説します。 ここから先は書籍のこの項目の補足 […]

  • 2020年10月29日

冒頭のコツ

冒頭のコツですが、「明日私たちは○○をする」とか、「今夜私たちは〇〇になる」などの結果や結論、「今から○○をします」という宣言を最初に持ってくると、読者の興味を湧かせやすいです。 このマンガは〇〇をやるんだと、読者は期待をして読みます。そのシーンが山場で派手にあると、読者のボルテージは上がります。(続きは書籍で) ここから先は書籍には書いていませんが、冒頭は「インパクト」です。新人のうちや投稿時代 […]

  • 2020年10月28日

「ふかん」や「あおり」は漫画の中でどういう時に使っているか

発売中の書籍、「少女マンガの作り方」は普通とはちょっと違った作りなのかなとも思う所ですが、普通のことも書いています。 「ふかん」や「あおり」についてですが、もうみなさん絵が上手いので今更の感じがあると思うので多くは語りませんが、「ふかん」や「あおり」を漫画の中でどんな時に使っているかを書籍の中でも解説しています。 大した話じゃないので簡単にお伝えしますが「ふかん」はコマの中にキャラがたくさんいる時 […]

  • 2020年10月27日

不思議な脳の補完現象

最近「セリフは短く」、「セリフは単語レベル」ということをブログで解説しておりますが、短いセリフに慣れていないと、本当にそんな短い言葉で良いのか、伝わるのか疑問に思う方もいると思います。 漫画は言葉と絵で作られています。 マンガを読むとき、言葉と絵を合わせることによって、本来ならば足りない部分を「これはこういうことね」と脳が自動で補ってくれる現象が起きるのです。(続きは書籍で) 少しだけ書籍内の「脳 […]

  • 2020年10月26日

セリフは単語レベルで良い

マンガは絵と言葉で表現しているので、言葉で全部を説明しなくても良いです。説明っぽいセリフだと、キャラが理屈っぽい、面倒なキャラに見えてしまいます。 かわいい、かっこ良いキャラにしたい場合は、単語や一言でパッと言った方が印象は良いです。(続きは書籍で) 以下は書籍のこのページの解説の補足ですが、上記の下段のコマの中の会話は単語レベルで書くことを知らなかった時の私の描いた原稿です。今なら「比呂はかたづ […]

  • 2020年10月23日

1ページのコマ数

「少女マンガの作り方」書籍内でも語っていますが、今回は補足を書いておきます。 書籍内でも語っていますが、1ページのコマ数は、「1ページ5〜7コマが望ましいです。」 少女マンガの場合、華やかな画面作りをしないといけません。コマ数が多いと華やかな画面を作ることが不可能になります。あの少女マンガのコマ割りを効果的に使うために、コマ数は1ページ5〜7コマを守らないと難しいです。 コマ数が多いと他にも懸念材 […]

  • 2020年10月20日

キャラの自己紹介をしたいなら〇〇を使う

前回漫画に描かなくて良い出来事について少し触れましたが、キャラクターの自己紹介もやらないで良いです。「少女マンガの作り方」の書籍内で悪い例でお伝えしていますが、キャラクターの自己紹介の悪いコマとはこういうものです。 以下は書籍では語っていませんが、この自己紹介が漫画の冒頭にあると読む気分になりません。なぜかというと、興味を持てないからです。 それともう一点、文章で語る所も細かく演出を作って欲しいで […]

  • 2020年10月19日

マンガに描くところはキャラの気持ちが動くところ

では何を描くのか? というと、主人公の目標決定から目標達成までの範囲で、キャラの気持ちが大きく動いた瞬間をマンガに描きます。気持ちが動いた瞬間を切り取って並べていくと良い感じになります。 「少女マンガの作り方」書籍内に公開されているネームでいうと、芽美が目標を決めたとき、気持ちが動きます。永瀬を誘ったとき、断られたとき、莉奈が永瀬と仲良くしているところを見ているとき、カヨが、「あの2人は恋人同士と […]

  • 2020年10月15日

少女マンガのキャラクター(主人公の友達)

主人公の友達(かよ) 4人のキャラクターの中で一番仕事量が多い役です。要するに職人的な位置づけです。主人公より良い感動シーンが多くあります。 主な仕事としては、主人公の好感度をあげたり、主人公にピンチを作ってしまったりする、などを担います。また主人公との会話で、普通のおしゃべりのようだけど、何気に現状をまとめていたり、整理したり、これから先の伏線を仕込んだり、とても重宝するキャラクターです。(続き […]

  • 2020年10月14日

少女マンガのキャラクター(ライバル)

彼を好きなライバル(莉奈) 主人公を邪魔する役です。主人公の好きな彼と仲がいいポジションのキャラクターです。「超美人で頭も良く、何だってできて、人からも好かれて、性格も良い」など、主人公よりハイスペックに描かれることが多いです。(続きは書籍で) このライバルがどんな時に登場してくるかの解説も書籍に書かれています。 ここから先は書籍には書かれていませんが、ここのポジション、映画のキャラクターで例える […]

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松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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