「ふかん」や「あおり」は漫画の中でどういう時に使っているか

発売中の書籍、「少女マンガの作り方」は普通とはちょっと違った
作りなのかなとも思う所ですが、
普通のことも書いています。

「ふかん」や「あおり」についてですが、
もうみなさん絵が上手いので今更の感じがあると思うので
多くは語りませんが、「ふかん」や「あおり」を
漫画の中でどんな時に使っているかを書籍の中でも解説しています。

大した話じゃないので簡単にお伝えしますが
「ふかん」はコマの中にキャラがたくさんいる時に使います。
「あおり」は体の部位を強調したい時です。
「こういうシーンの時は、こういうカメラを使う」と、
自分の漫画の中で決めていると楽です。
(たくさん作っていると迷っている時間がもったいないので。)

「ふかん」や「あおり」って描き慣れないと結構難しいですよね。
恋愛少女マンガは正直使わなくても大丈夫なのですけれど、
少しだけ「ふかん」や「あおり」かな?くらいの角度で
描かれている程度で良いかなと思います。
あまり急激に角度をつけると女の子や男の人の鼻の穴丸見えとかになると
恋愛漫画でちょっと引いちゃうのでね。。そういう所は現実と同じで
見せない方が良いです。(笑ですが)

少年誌やアクションが入る漫画は、「ふかん」や「あおり」が
あった方がかっこいいですよね。

書籍内ではモノクロですが、ブログはカラー版の「ふかん」を
お見せします。

漫画の中に出てくるこの4人は、こんなに所帯染みてないです。

「少女マンガの作り方」
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