線画抽出早さアイビスペイントとPhotoshop

線画抽出早さアイビスペイントとPhotoshop

昨日白黒原稿のカラー化をやりましたが
事前にこの「線画抽出」をしているのですよね。
やらなくてもできますけど、綺麗にやりたい場合は
線画抽出してムラのない黒1色を出していた方が
カラーにしたときに綺麗です。

線画抽出はもうたくさんのマニュアルがあるので
細かいことは言いませんが、

最速で線画抽出できるのは
「アイビスペイント」です。
あれは画像取り込むと自動で「線画抽出しますか?」
とアイビスが言ってくるので、「
OK」をタップするだけで線画抽出できるという
超優れたアプリです。

透過でPNG保存できるのが、もういうことなし。

実際のアイビスペイントの線画抽出画面がこちら

「OK」をしたあと下のようにスライダーが出てきますので
必要に応じてスラーダーを動かします。
これだけなんですよね。

Photoshopの線画抽出は少し工程がありますが
ダントツで仕上がりが綺麗な感じしますね。
個人の好みもあるので私の中でと言った方が
誤解がないと思いますが、
Photoshopってきめ細かさが素晴らしいんですよね。
ぼかしやブラシの美しさなどが、
他のペイントソフトでは甘いなーというところを
しっかりやってくれる気がするのですよね。

綺麗なので、使ってみてください。

1:
原稿読み込みます。

2:
必要に応じて「レベル補正」します。
カメラやスキャナーで原稿を取り込むと
原稿が暗かったり、ゴミが乗ったりしますので、
その場合はレベル補正を使うとある程度綺麗になります。
ベタの濃淡もそこそこなくせます。
残ってしまったゴミや、塗りハゲなどは手動で編集しましょう。

3:
「レイヤー」の隣にある「チャンネル」モードにして
下にある点線の丸印をクリックします。

4:
点線の丸をクリックすると
画像がこんな感じになります。

5:
メニューの「選択範囲」の中の
「選択範囲を反転」をクリックします。
線のチラチラが変化しますが
慣れないとあまり変わってそうに見えません。

6:
「レイヤー」に戻り新規レイヤーを追加します。
新規レイヤーはレイヤー下のプラスマーク「+」で追加できます。

7:
描画色を黒にして
バケツを選択して線画の画面にバケツ塗ります。

8:
新規レイヤーに線画ができます。
W Shift+D
🍎 Command+D
で選択解除できます。

完成です。

モードはカラーでもグレースケールでもどちらでもできますが、
カラーモードだと、細かく見ると黒の中に濃淡ができているので
グレースケールの方が1色の濃い黒で出せると思います。
気になる場合は、最初からグレースケースで作業すると良いですよ。

モードは後からでも変えられるので最初に変換していなかったとしても
大丈夫です。

解像度はとりあえず350で出していた方が良いかも。
600だと大きすぎて処理や編集が色々と面倒なので
白黒漫画作る時のみで良いです。

とても昔にフォトショップ線画抽出の動画も作っていたので
動画で見たい方は使ってください。

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