TAG

漫画の描き方

  • 2020年11月30日

少女マンガのコマ割りはどんな時にどう使うか

少女マンガのコマ割りは見た目から特殊だなと思います。このコマ割りの使い方については書籍に書きましたのでそちらを読んでいただければと思いますが、少しだけお伝えしますと、キャラクター、主に主人公の感情の動きによってコマ割りが変化している。というような事を書きました。 書籍の中には空間空白のあるコマ割りについて、1ページの中のコマ割りの配置決めなども本の中に書きました。 ここから先は書籍では語っていませ […]

  • 2020年11月26日

リアル痛芽美さん

先日紹介した「少女マンガの作り方」の痛芽美さんですが書籍に載せるので流石に読めるように面白く描いております。本当の痛芽美さんは本当に読めるものではありません。。ぶっちゃけどういうものがダメなのかというものを現物で知りたいと思いますので公開します。 各原稿の下に副音声のように解説を入れています。デビューしていない頃の昔の手描き原稿なのでトレペが使われております。キャラ絵はおかしいです。 ↑NGは主人 […]

  • 2020年11月20日

痛芽美さんとは

痛芽美さんとは、書籍「少女マンガの作り方」の中で出てくるキャラです。 主人公ですが、ネームの中の主人公芽美は明るい子です。それとは別キャラクターになりますが、痛芽美さんは、性格が暗く、ジメジメしていて、内向的で、ひとりの世界で妄想をしているような子です。友達がいなくいつもひとりなので、独り言が多く、長いです。 会話をする人がいなくて、暗い独り言が多いとどんな漫画になるのかを見ていただきたく描きまし […]

  • 2020年11月18日

主人公と彼の一緒に住む理由はどうするかについて

主人公と彼が一緒に住む理由はなんだって構いません。1コマ2、3行で終わる理由です。その程度です。適当でいいです。 適当に考えることが慣れていない方は、ここで悩んでしまうと思います。そう言う時は、理由を考えるより先に、一緒に住んでしまったシーンを描いちゃってから、理由をつけてください。 一緒に住む理由より、主人公と彼が住んでしまうこと、住んでしまった後の話の方が優先度は高いです。一緒に住んだ後の話に […]

  • 2020年11月16日

言いたいことは彼に言う

恋愛漫画では主人公の言いたいこと、悩み、話などは、とにかく彼に全部言ってしまう演出の方が自然と面白く仕上がります。 普通は1人で考える時間と言うものが存在しているのですが、漫画にした場合、独り言は結構ダレやすいです。独り言も1コマ程度で片付けられるのなら入れても良いですけど、独り言が長すぎるとダレます。短縮する術に慣れないと、カットするのが多分無理だと思いますので、最初から独り言を入れない方向で考 […]

  • 2020年11月12日

漫画の中の感情(喜怒哀楽)はバランスよく

書籍では「笑えるコマを作るワケ」のなかで語っていますが、ブログでは補足です。 少女マンガの中身は、主人公の気持ちを描いていますが、主人公が悲しんでばかり、泣いてばかり、怒ってばかり、ふざけて笑ってばかりと、偏らないようにします。 キャラが怒ってばかり、泣いてばかり、ふざけてばかりだと、読んでいて、いらっとしたり、いやな気分に感じやすいです。キャラの特徴としておこりんぼう、泣き虫、などをつける場合が […]

  • 2020年11月6日

いらないシーンは書かない

書籍に書いておりますが、マンガに描くところがキャラの気持ちが動いているところなら、当然キャラの気持ちが動いていないところは意味がないコマとなり、いらない部分となります。読み切りの少女マンガの場合、主人公の目標達成の行動、彼とふれあうことに関係のないことは基本いらないです。 詳しくは書籍で書いていますのでそちらをぜひ読んで欲しいのですが、不要なコマがあると読むテンポが悪くなります。読んだときにこのコ […]

  • 2020年11月4日

漫画にリアリティーは必要かどうか

書籍内にコラムとして書いてあるので、そちらで全文を読んで欲しいのですが、今回は補足です。 若い世代向けの少女マンガの場合、リアリティーはあまり気にしなくて良いです。 都合良い女の子と男の子の恋愛漫画をジャンジャン描いて良いと思います。純粋に漫画で楽しい気分になってもらえたら良いだけなので。漫画は現実ではないものなので、非現実を思いっきり楽しめた方が良いです。 都合よく好きな男の子と出会い大した問題 […]

  • 2020年11月2日

主人公に〇〇を持たせると、とても簡単に漫画(ドラマ)ができるようになります

私の著書「少女マンガの作り方」で、少女漫画を構成する8要素の一番目に「主人公に目標を持たせること」を上げています。 この目標をはじめに持つということは、ジャンルが違えば目標を変えるだけでオールマイティー使えます。 この「目標を持つ」ということは、他にも重要な役割をもっております。それは 「目標を持つとドラマが生まれる」 という事です。 人間、何かやろうと思ったら、そうなるよう行動を起こすようになっ […]

  • 2020年10月31日

漫画に季節ごとの企画を使う

本日はハロウィンですが、ちょうど良い話題が書籍の中にあります。ハロウィンは「イベント」「企画」ともいいますが、他には「クリスマス」「正月」などがあります。 少女マンガの読者層は学生が多いので、学校の季節ごとのイベントを恋愛要素に加えると良いです。 なぜ少女漫画で企画ものを使うかは書籍で紹介していますが、雑誌一冊「文化祭」をテーマにした漫画を作家が全員で描いたとしても買われます。それくらい少女マンガ […]

>松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

CTR IMG