- 2025年6月23日
「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」浮世絵の魅力
「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」浮世絵の魅力 上野の森美術館で開催されている「五大浮世絵師展」、大変よかったです。どの作品もかなり近くで見られるため、作者一人ひとりの細部まで観察でき、その緻密な描写表現に思わずため息が出るばかりでした。 中でも、葛飾北斎作「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」は、目に入った瞬間に涙が込み上げてくるような感覚がありました。魂や感覚のレ […]
「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」浮世絵の魅力 上野の森美術館で開催されている「五大浮世絵師展」、大変よかったです。どの作品もかなり近くで見られるため、作者一人ひとりの細部まで観察でき、その緻密な描写表現に思わずため息が出るばかりでした。 中でも、葛飾北斎作「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」は、目に入った瞬間に涙が込み上げてくるような感覚がありました。魂や感覚のレ […]
嵐寛寿郎さん主演の時代劇映画『影法師捕物帖』『右門捕物帖 片眼狼』のDVDが発売決定 昨日告知された表題のニュースを、おそらく世界で一番喜んだのは私だと思いますが、本当に感激しました。中でも嵐寛寿郎さんの「右門捕物帳」シリーズが、個別で初めてDVD化されるのは奇跡です。鞍馬天狗と並ぶ嵐寛寿郎さんの十八番である「むっつり右門」が、これまでDVD化されなかったのは不思議でなりませんでした。憶測ですが、 […]
「イラスト上達の秘訣は“骨”だった! 一夜限りの骨格トークライブ」本日YouTube無料開催 『美術解剖学ドリル』の著者で、解剖学と美術解剖学の教員、博士(美術、医学)である加藤公太氏と、「兄者弟者」(2BRO.)のメインビジュアルを手がけた、イラストレーター/2DアーティストのTERU氏による「イラスト上達の秘訣は“骨”だった! 一夜限りの骨格トークライブ」が、本日YouTubeで無料開催されま […]
志賀直哉短編小説集「小僧の神様」 誰もが知るような有名な作家が書いた小説は、教科書で小さい頃から触れていたせいか、またはその語彙力のせいか、大変理解しやすく読みやすいのです。それでいて、一度読んだだけでも何かしら心に残るものがあります。 志賀直哉短編小説集「小僧の神様」は、1編が数十ページ程度の短編11本が収められた本です。わずかなページ数で理解できて心に残るものがある作品ばかりで、それを書き上げ […]
時代劇に見る女性をかかえて歩く方法④ 四つ目の例は、1967年の時代劇TVドラマ『俺は用心棒』から、栗塚旭さんが女性を姫様だっこして歩くところです。 テレビが主流の時代になると、ドラマでこうした夢物語のようなシチュエーションを堂々と描くようになりますが、これができるのも(あるいはやらされるのも)イケメンの宿命ですね。 このシーンでは、栗塚さんはかなりの距離を涼しい顔で歩いているのですが、驚くことに […]
6月30日の夏越大祓(なごしのおおはらえ)を納めてきた 年に2回ある「大祓」は、6月と12月の末に神社で行われます。 大祓とは、日本人の伝統的な考え方に基づくもので、「常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむ」よう、自らの心身の穢れや災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。(引用:神社本庁 https://www.jinjahoncho.or.jp/omatsuri/oo […]
美輪明宏主演映画『黒蜥蜴』『黒薔薇の館』Blu-ray&DVD発売決定! 1968年公開の美輪明宏さん主演映画『黒蜥蜴』と『黒薔薇の館』のBlu-ray&DVDが発売されました。 美輪さんの『黒蜥蜴』舞台は1990年代以降、何十回も観劇しているのですが、これまで映画版『黒蜥蜴』はDVD化されていなかったため観ることができず、非常に残念に思っていました。 しかし、奇跡的に6月11日に松竹さんからDV […]
懐かしの味、現代に復活!復刻版6Pチーズ、なぜ今「売れてる」の? 最近、スーパーのチーズコーナーで「あれ?」と思った人、いませんか?雪印メグミルクの復刻版6Pチーズ。以前は一部店舗でしか見かけなかったのに、ここ最近、ぐっと多くのスーパーで見かけるようになりました。 この現象が気になっていたんですが、どうやらただのノスタルジーだけじゃない、現代の消費者の本音が隠されているようなんです。 「値上げして […]
時代劇に見る女性をかかえて歩く方法③ 三つ目の例は、1938年の時代劇映画『鞍馬天狗 龍驤琥搏の巻』から、嵐寛寿郎さんが女性を小脇に抱えて歩くところです。 このお方のすごいところは、どんなシチュエーションでも「これ、いつもやってます」といった慣れた感じで演じるところなのですが、そのおかげで、この度肝を抜かれるような女性の持ち方でも、「こういうふうに持つのが普通なのか」と感じてしまうところです。 ポ […]
少子化はお金じゃない。こども家庭庁解体で挑む、地球規模の生物減少と気候変動対策の真価 昨今、日本では少子化問題が話題ですが、その解決方法がほとんど「お金」で解決できると思われているのは、根本的な原因を見誤っているように感じます。 そもそも少子化問題の根源を探ると、日本人や先進国だけでなく、世界でも幸福度指数が高いと言われるタイは出生率1.0、幸福度指数1位のフィンランドも出生率は1.26と日本と同 […]