近代の調べごと大政奉還と江戸城無血開城あたりは何回見てもグッとくるものがありますね
美しく仕立てすぎだよというくらい
この時代に生きた人たちの信念と他への思いやりが
美しいのでグッとくるんですよ。
この時の登場人物が多すぎて１番の見どころも
１番の人物も出せないほど全てが見どころで
全員が１番おすすめになってしまいますね。
大政奉還と江戸城無血開城は偉業中の偉業すぎて
奇跡と思います。
奇跡のように動いたのがこの当時生きた日本の皆さんなのですけど
リスペクト入りますね。
大政奉還と江戸城無血開城が凄すぎて
物語の最高に輝いた頂点だったので
その後の鳥羽伏見の戦いと戊辰戦争と明治維新で
なんで戦うんだよーっていう感じが自然と湧き起こり
再度盛り上がるんですよね。
そして最後、日本最北の函館で散るという悲しすぎる終焉が
もう本当にダメなんだなという肯定感が出て
お見事すぎて最後まで目が離せません。
その後、数年後の徳川慶喜がひっそりと暮らすところなんかが
入るとまたジーンときてしまいますね。
数年後に慶喜が天皇皇后両陛下に会ったそうなのですが
会ったことで自分から天下を奪った天皇へのわだかまりが
やわらいだというエピソードを聞いて、
やわらいだという表現には様々な解釈もできるのですが、
その言葉を選んだところにこの人の美しさを感じて、
さらにジーンとくるのですよね。
やっぱりこういう現実から
物語は出来上がってるんだなと思うと
現実を生きることに重きを置くべきと
思いますね。