角川シネマコレクション『大怪獣ガメラ』無料公開中
模型を作ってガメラが街を壊せばいいという
当時のアイディアはこれですごいと思う。
ラストは全く予想できなさすぎて面白かった。
これから火星が盛り上がるからガメラを火星大使に使おう。
1965年公開映画ですが非常に品のある映画でしたね。
俳優さんたちに品があるのでしょうね。
子供映画なのに大人がちゃんと作っているところが
非常に好感持てます。
子供映画は家族で訪れることが多いと思いますので
劇中も家族が持ち入れられて
登場人物に女性も男性も子供も年配者や外国人と、
豊かな人選が登場しているのですが
この時代は結構男女、人種に偏りがなかったんじゃないかと見えますね。
子供向けだからわざとそうしたのかなとも思えなくもないですが、
安心して見れますね。
劇中ですが模型とカメラの使い方が非常に上手なので
じっくりと見れますね、
CGじゃないかと勘違いする人もいそうなくらいちゃんとできている。
よく見ると模型の動き方や重力のない落ち方してますけど
カメラが上手いので誤魔化せてるなと思います。
また、模型以外にも途中で昔のニュースで使われたような
実際の事件自己災害映像も入るので、
それで臨場感を足すという、もう考えた人すごいと
思いながら見ました。
日本の特撮映画作った人たちって
すごくアイディアを出して、
どうしたらリアルに見せられるか、
いろんな技を出して、たくさん使っているのですが
そこに非常に感動しましたね。
日本人て考えることができないとよく例えられますけど
そんなことはないと思いますよ。
こんな模型使って人間が入った着ぐるみに街を破壊させて
大怪獣に見せるなんて技ですよね。
特撮は庵野監督が非常に影響受けたようですが
この当時の特撮を見るととてもわかりますね。
巨神兵やエヴァンゲリオンのシーンが
ガメラ映画の構図に似ているのも多々あったので
リスペクトしていたんだなと思いましたね。
話の最後がとんでもない出来事でガメラを解決させるのですが
私は衝撃でした。
このラストは昭和的でいいですね。
息が止まるほど驚きましたが、和みました。
これからの時代は火星市場が盛り上がるので
ガメラを火星のマスコットキャラに推したいです。
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