私がまだ漫画を描く勉強に純粋熱心な20歳頃
動物を上手に描こうとターシャ・テューダーの本を読んだら
動物の死体を使って精巧で写実的な作品を描くことが
書かれていて、
この業界の人達がやばいということに初めて気がついた事件でした。
読んだ時にはそんなバカなと思いましたが、
その後多数の才能豊かな漫画家やクリエイター達に出会ったり、
大芸術家の伝記に目を通すうちに、
クリエイターやアーティストや芸術家達の普通を装った
普通じゃないぶりが通常であることがわかり、
ターシャ・テューダーは本当に死体を描いていたんだと、
受け入れた次第であります。
ターシャ・テューダーの本は現在たくさんありすぎて
どれにそれが書かれていたのか
昔のことだし、図書館にあった古い本だったし
何よりすごい内容だったので
今取り扱われているかも疑問ですが
やっぱり、あれだけのものを描けるって
普通じゃ考えないようなところまで見て調べて
描いているんだと思いますよね。
高橋真琴さんも花の絵を勉強するに
自分の家の庭に種まきから初めて
成長を記録するという気が遠くなる工程を
延々やっていたのですよ。
そういうの見るともう私無理ですって
早々に根をあげます。笑
芸術家やクリエイターって
喋っている時は普通ですけど
いざ創作になると異世界の主人公に
なりますね。
ターシャ・テューダーは動物イラストに関する以外の
お花を育てることや、子育てについてや、格言集みたいなのは
素敵に読めますし、お庭は本当にすごいし癒されますよ。
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