心理学心の問題について

心理学心の問題について

大学のリポート課題で心理学に取り組んでいますが
心の問題の支援方法やカウンセリングの具体的な使われ方と
現代の深刻な心の問題は何かを知るためにはアメリカの研究が
一番参考になるのですが心の問題が解消されない限り
経済も人類の繁栄もないのだと思いました。

リポートを書くのにも具体的な事柄がわかっていないと
理解できないし書くこともできないので調べるのですが
アメリカの本はリアルなことが赤裸々に書かれている
ことが多いので覚悟はして読みましたが
それでも中には読んで息が止まったり
体が震え上がるような体験談もありました。

リアルで残酷ではあるのですが
正直なことを知れるので信頼はできますね。
本当のことを調べないと書く意味もないし
心にも響かないし、
何よりリアルは書く原動力を起こさせますね。

今回そのリアルで具体的な内容を中でも参考にしたのは
こちらの本です。

■身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法 単行本 –(Amazon)

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トラウマの治療の大家ヴァン・デア・コーク博士の
役30年の間に対面した多くの患者のトラウマ研究と治療を
詳細に書いた一冊です。

下記、本より抜粋、引用します。

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トラウマというものは様々な種類があるのですが
戦争を経験した兵士、地震などの自然災害や
アメリカ同時多発テロのような人的災害に遭った人々
家庭内や外で経験する虐待、ネグレクト、性被害者たち
そしてこれらの当事者だけではなく目撃した者にまで
影響を与える。

トラウマ記憶が思い出される時は
ストーリー立てて始まりから終わりまで現れるのではなく
断片的に思い出されることが多い。
断片的なものをストーリーになるまで拾い集めるのも難しい。
これらは光や音など何かをきっかけに断片的に思い出す。
思い出した時は心身の機能が停止したり衝動的な行動に出る。

トラウマというものは体験した時のみだけで終わるのではなく
生涯にわたり心身に強いストレスや痛みなどを与え影響を及ぼす。
被害者はトラウマを思い出している時、
脳と体を調べると最初にトラウマを体験した時と全く
同じ状態を体験しているのだという。
そのたびに大量のストレスホルモンを分泌し続る。
長期的に健康を台無しにする。
強烈な情動は苦痛を遮断するともある。

アメリカでは
・10人に一人が親あるいは同居する大人に頻繁に罵られたり侮辱や中傷を経験している。
・1/4以上が子供の頃身体的虐待を繰り返し受けた。
・女性の約30%男性の約20%が性被害に遭っている。
・8人に一人が家庭内で虐待を目撃している。

児童期のトラウマの影響は大人になっても脱却することはない。
トラウマ体験は羞恥心や秘密主義、社会的タブーで隠される。
体験者は慢性的なうつ、
または抗うつ薬、処方箋が必要な鎮痛剤を服用している割合が多く
職場での常習的欠勤や金銭問題、障害収入の低さとも相関している。
何十年も前に経験したことを今になって治療している。
抗うつ剤や鎮痛剤は国の医療費のかなりの割合をしめている。
幼少期からこういった類の薬を服用、常習。最年少は2歳。

幼少期に家庭内暴力を目撃した男性は
自分の伴侶を虐待する危険が7倍、
幼少期に家庭内暴力を目撃した女性は大人になってから
暴力的な関係に巻き込まれる危険が大幅に増す。

重大な健康問題も多く、アメリカでの死因上位10%に入る
疾患のどれかを抱えている率が経験をしていない人より15%以上高い
体にかかる断続的なストレスが大きな被害を与えている。

幼少期の虐待の影響は脳の発達に永続的な負の影響を及ぼす。
脳は幼少期の体験によって形作られる。
虐待は脳に深く永続的な傷が伴う。

児童虐待は人が乗り越えるようなものではない。

人の一生に与える罪の重さを理解する。
野放しになっている暴力の連鎖に手を打たなければならない。

トラウマの治療法というのは
誰もが望むようなトラウマが体や心や脳から
全部消え去るものではなく
トラウマを消し去ることは現時点ではほぼ不可能。

トラウマが起きても平常心が保てるような方法、
トラウマが起きても自分で自分をコントロールし
自分自身の人生を取り戻し、
自分で自分を取り仕切ることができるようにしていく試みを
専門家とともにおこなう。
トラウマは長い年月、時間をかけておこなう治療でもある。
専門家との信頼関係から始まり
人間関係の改善、他者との結び方、関わり方など
人から受けたトラウマは再び人で治療される。
トラウマと共に生きることが現時点での最良とされる。

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本にはこういったことが書かれていたのですが
心臓が止まるような出来事や嘘でしょう?と思いたくなるような
経験談に心を痛め、専門家たちの多くの研究と
この人となら信頼関係を結びたいと思うような熱心さを感じ
約800ページほどあり全てを読み終わる時には
長い長い映画を見たような感じでした。
この本を読んで
人の心に関わることの問題の解決には
長い時間と根気と研究と他にも色々と必要と
いうことがわかり
専門家側からと、体験者側からの視点が理解できました。

また、こころの問題を抱え日常活動に
影響の出ている非常に多くの人の数から
経済への影響についても書かれており
心の問題を解決することで
経済の活性化にもつながり
それは人類の繁栄にもつながるとされます。

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