感情を大きく動かしたい時には吉田拓郎の落陽のような昭和の音楽が最強

感情を大きく動かしたい時には吉田拓郎の落陽のような昭和の音楽が最強

昭和って今より生きるのが大変な時代で
それが音楽にとても反映されているのですが
どうしようもない宿命を泣いて訴えるのではなく
華やかなエンタメにしているのが強烈に感情に響く。

昭和の歌手の歌は歌詞の内容は重いけど
音楽が何音もあって華やかにしているので
悲しみとか哀愁を漂わせなくさせているところが
共通してありますよね。
泣きたいことを素直に泣いて訴えるのを良しとしない感じが昭和ですが
そこをエンタメ(音楽や映画やドラマ、小説など)に変換すると
超重厚な作品に仕上がるのがすごいと思います。

今この昭和と同じことやれと言っても
絶対無理だと思いますけど
特に人間が若い時って、感情が大きく動くことが多いので
心を大きく動かしてくれるコンテンツって必要だと思うのですよね。
今の時代の音楽って、誰も傷つかない傷ついていない、みんな仲間、楽しい
みたいな音楽多いじゃないですか。
これまでにはないジャンルなのでそれはいいんですけど、
そればかりだとやっぱり息がつまる。
そう言う時は、昭和の音楽を聞くのが手っ取り早い処置方法ですね。

感情や心は動かさないと
自分で自分の心が理解できなくなりますから
適度に動かしていた方がいいと思いますね。

吉田拓郎さんの「落陽」は
1973年に発表。
1989年9月13日にシングルカットでリリース。
昭和64年、平成元年の年の昭和最後の年、ここがまた泣かす。

作詞家の岡おさむさん
作曲が吉田拓郎さん。
岡おさむさんの実体験をもとに詩を書かれたようで
実体験なので曲を聴くとリアルな情景が目に浮かびますね。
曲は最初の一音で心を鷲掴みされるんですよ。
いい曲は最初の一音で決まると言うのは本当ですね。
陳腐な文章で申し訳ないのですけど、曲は軽さはなく重厚で華やか。
この曲を聴くと赤く染まった大きな太陽が沈む情景が本当に心に浮かぶのですよ。

特にこのつま恋2006年の「落陽」は
残っている動画の中で最強に良いのです。
大勢のファンの大合唱がアンドか映るのですけど
この時代、世代の人たちが簡単にできる一体感で
これは非常に羨ましく感じる瞬間ですね。
これだけの人数の人が一体になるのは昭和では結構見られた風景ですけど
もう今の時代不可能なんじゃないかと思います。
そして最後の花火が空へ上がり大きな花を咲かせて散っていく風景がまた良いです。
昭和の花火はただの花火ではなかったとさえ見えますね。
また、この曲と一体感を生んでいる人々の場に溶け込んで
なんとも言えない感情が起こりますね。

こちらの動画は
「吉田拓郎 つま恋 1975」
リアルな落陽時代を感じたい場合は
こちらで当時の風景をご覧ください。
昭和の人間の熱気、熱量がすごいです。

1時間55分頃に落陽あります。


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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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