写植級数表はまだ売れる

写植級数表はまだ売れる

写植級数表をご存知の関係者の皆様
写植級数表はまだ売れます。
まだ誰かが使っていてくれてたんだと
ちょっと感動しました。

写植級数表とはこういうものですが
文字の大きさを測る道具です。

紙で漫画を描いている方も
最初はこれを使って文字の大きさを確認しながら作業するので
一度は使ったことがあると思いますが、
最初からデジタル制作の場合は
写植級数表は使わないので、
もう使われることはないんだろうなと
思っていたのですよ。

私も最後にこれを確認で使ったのは
「少女マンガの作り方」という少女漫画の描き方を
伝えた本の中で使いました。
確認しただけなので綺麗なままの写植級数表を
持っていたのですけど
もう持っていても使わないので、
欲しい方がいたら譲ろうと思ったところ
欲しい方が現れまして感激いたしました。
テンションの高いアメリカ人のように
心の中ではオーバーリアクションで
叫んでおりました。笑
それくらい衝撃的だったのです。

今でも大型の画材展では
フロアの棚の片隅で埃に塗れながら
ひっそりと生息をしているのではないかと
思われますが
小さな画材屋ではほぼ見かけなくなりましたね。

試しにAmazon見てみたら
上記画像の写植級数表はありませんでした。

そういえば写植級数表って
昔は漫画を雑誌に投稿すると
無料で貰えた気がします。
（昔は全員手描きだったので。）
私も長い間それを使って
漫画描いてましたね。

しばらくそれを使って描いていると
級数の文字を自然と手が覚えるので
写植級数表からは離れましたが
懐かしいですね。