映画ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣
最近体で表現することに惹かれていますが、
徹底的に基礎を身につけた天才と言われる人の
踊りは美と畏怖を感じますね。
何年か前にこの映画を見て熱狂したのですが
時と主に忘れ、最近また感覚的な表現を好みまして
体で表現するのもいいなあと思った時に
セルゲイ・ポルーニンの映画を思い出し
久しぶりに見ました。
この映画は１９歳史上最年少で英国ロイヤルバレエ団プリンシパル
となった彼の波乱の人生に迫ったドキュメンタリー映画です。
踊る時のセルゲイ・ポルーニンは
あまりに過ごすぎて
美しさと共に背筋が凍るような恐ろしさというか
畏怖のようなものをビシビシ感じるのですよ。
美しいものには毒があるとよく言いますが
それがピッタリハマっています。
彼の生い立ちと孤独や苦悩が
表現にも出るので
ただ美しいだけよりも魅力的に感じますね。
しかし天才というのは栄光とか興味内容で
プリンシパルをあっさりと辞めてしまい
バレエとは違うダンス、体を使った表現者で
再始動します。
映画の中で楽曲と共に踊るセルゲイ・ポルーニンの踊りは
何回も見てしまうほど私は魅力的に感じているのですが、
徹底的なバレエの基礎力があるので、体の表現力がすごいです。
人間っていろんな表現ができるところが驚きの能力なのですけど
誰でもセルゲイ・ポルーニンのような体の表現力ができるわけでは
ないですが
セルゲイ・ポルーニンの踊りを見て、
自分も踊っているような同化体験を味わえるのも
目で見ることの醍醐味ですね。
映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』予告編
映画のラストの方で出てくるセルゲイ・ポルーニンの踊り
『Take Me to Church』
3000万再生されてる、すごい。本当この踊りはすごかったです。
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セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー映画
「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」（2016）
の第2弾「Dancer II（原題）」が2021年に情報公開されていますが
その後どうなったのでしょうか。
もう2024年ですが情報がなくて残念です。
映画公開したら見に行こうと思います。