ヤマザキマリ先生のオールカラー漫画はファンタジーや中世舞台の色彩資料に最強の一冊
いつも行く本屋の芸術コーナーに、
レオナルドダビンチやミケランジェロと並んでこちらの本が
あったのですが、
ヤマザキマリ先生じゃないですか、と思ってパラパラみたら
とんでもなくすごい1冊でした。
こちらの本は漫画ですが、ルネサンス時代の画家達の話なのですけど
ルネサンス時代のイタリアが舞台なのですね。
何がやばいって、ヤマザキマリ先生は画家なのですよ、
芸術家の方が描くルネサンスイタリアの建物や色彩が
見れるのですよ!今時のチャラついた色じゃないです!
しかも漫画のコマ割りの中に美しい芸術の構図が描かれているのですよ
もう私はこれを見ていた時、本屋で倒れるかと思いました。
この表紙の黒背景に人物、
どれだけ私はこの描き方に憧れているか・・・
色彩感覚おかしいので描けないんです私。
かっこいーかっこいー。
![](http://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
こちらが裏表紙なのですけど
イタリアの街並み、山、空、雲、
髪の本で見た時「写真」?と思いました。
どうやったらこの光の表現できるんですかね・・・
このような色使いが山盛りに見れるのですよ。
こんな漫画の本他にはないですよ。
抱いて眠りたい気分です、本当。
![](http://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
倒れそうなのを踏ん張って
購入して家に帰りましたけど
食い入るように見ています。
「昼間の柱の色はこうなんだー」
「夜の室内の色はこうなんだー」
「海と川の色は違うんだ」
とか1コマ1コマキリがないです。
一番やばいのが室内から見た「窓辺の表現」
本当に生の太陽の光を感じるのですよ。
これから多分毎日これを見ると思いますけど
出会えてよかった1冊です。
話の中でこの時代は
職人になるなら絵描きと言われていて
一番忙しいのが絵師達の工房なんだそうです。
絵が一番だった時代なのですね。
こちらの本はAmazonでも購入できます。
URL貼っておきますね。
■リ・アルティジャーニ :ルネサンス画家職人伝
https://amzn.to/3Q3FaOf