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東映

  • 2025年12月26日

『新諸国物語 七つの誓い』の見どころ|加賀邦男さんの筋肉美と東映らしい過剰演出

『新諸国物語 七つの誓い』の見どころ|加賀邦男さんの筋肉美と東映らしい過剰演出 新諸国物語は東映の若手俳優がメインの映画で、それについては前回紹介しましたが、この映画は他にも見どころがあるのです。最大の見どころは主役・中村錦之助さん演じる五郎の父、カラコジア王国首相のトルハンの肉体美であります。 トルハンを演じるのは加賀邦男さんですが、黄金期の時代劇からテレビまで大変活躍されていた方です。 加賀さ […]

  • 2025年12月24日

『新諸国物語 七つの誓い』が凄い|中村錦之助・東千代之介・大川橋蔵さんが最高潮に輝く三部作

『新諸国物語 七つの誓い』が凄い|中村錦之助・東千代之介・大川橋蔵さんが最高潮に輝く三部作 1956年映画「新諸国物語 七つの誓い」三部作は子供向けの放送劇を東映が映画化したカラコジア王国再建のために七人の仲間が秘宝を奪おうとする悪い奴らと戦う冒険ファンタジーですが当時のスター俳優を起用し佐々木廉監督、助監督に加藤泰さんという贅沢でガチに作っているため大変面白いです。 また主演の中村錦之助さん。東 […]

  • 2025年11月10日

映画『武士道残酷物語』(1963年)の衝撃 ― 中村錦之助さんが演じる“忠義の狂気”と繊細な悲劇

映画『武士道残酷物語』(1963年)の衝撃 ― 中村錦之助さんが演じる“忠義の狂気”と繊細な悲劇 1960年代以降、時代劇は残虐で辛い内容の作品が多くなっていきます。 武士道に象徴される日本人の精神構造と、その裏にある被虐的な心理を描いた作品です。飯倉家の先祖たちが、忠義を貫こうとするあまり主君や国家のために悲惨な運命をたどる七つの物語が綴られています。 最初は飯倉家の先祖たちの悲劇を「可哀想だ」 […]

  • 2025年10月18日

時代劇の「落とし穴」演出を比較!新東宝・東映の違い

時代劇の「落とし穴」演出を比較!新東宝・東映の違い 昔の時代劇には「落とし穴」がよく登場しますが、だいたいは畳の部屋で、畳が落ちて歩いていた人がそのまま落ちるというものです。 新東宝は、イラストのように畳が落ち、人も落ちるのですが、音もなく声も上げずに「スッ」と落ちていきます。東宝系は、だいたいさりげない、自然な延長線上の演出だと思います。 一方、東映は新東宝とは違い、畳が落ちる時から大きな音が入 […]

  • 2025年9月7日

1955年東映映画『水戸黄門漫遊記 火牛坂の悪鬼』に見るパワー系助さん格さんの魅力

1955年東映映画『水戸黄門漫遊記 火牛坂の悪鬼』に見るパワー系助さん格さんの魅力 東映時代劇映画で、月形龍之介さんが水戸黄門を演じる「水戸黄門シリーズ」。1950年代半ばに制作された作品は、狒々や化け猫、猿人と戦うなど、少し変わった設定や演出が多いのが特徴です。 物語自体は真面目なのですが、妙な生き物たちをはじめとする敵と戦うのは主に助さんと格さん。その二人を演じるのは、加賀邦男さんと三条雅也さ […]

  • 2025年8月19日

『壮烈新選組 幕末の動乱』(1960年)東映時代劇のチャンバラと史実無視の面白さ

『壮烈新選組 幕末の動乱』(1960年)東映時代劇のチャンバラと史実無視の面白さ 昔の時代劇は史実を無視して新たな創作を加えることが多いのですが、片岡千恵蔵さん主演「壮烈新選組 幕末の動乱」では、最初こそ「事実をそんなに変えてしまっていいのか」と思いましたが、それ以上に魅力的なエピソードや展開に惹き込まれ、さらに東映時代劇を支えたチャンバラメンバーがそろって見応えのある対決を繰り広げるので、史実が […]

  • 2025年8月10日

若山富三郎さん主演映画「人形佐七捕物帖」を比較|新東宝版の品格と東映版の親分風魅力

若山富三郎さん主演映画「人形佐七捕物帖」を比較|新東宝版の品格と東映版の親分風魅力 若山富三郎さん主演の時代劇映画「人形佐七捕物帖シリーズ」は、新東宝と、その後移籍した東映で製作されていますが、双方の違いが面白いです。 新東宝でデビューした若山さんの岡っ引き佐七は、色っぽさや品の良さがあり、チャンバラも控えめで、原作・横溝正史さんの上品さやグロテスクなサスペンスの世界観に合っており、続編が何本も作 […]

  • 2025年7月13日

東映の怪談時代劇『殿さま弥次喜多 怪談道中』が面白すぎる!主演中村錦之助さんの絶叫と兄弟共演が必見

東映の怪談時代劇『殿さま弥次喜多 怪談道中』が面白すぎる!主演中村錦之助さんの絶叫と兄弟共演が必見 1950年代後半の東映時代劇映画では、若手俳優を主演にした怪談シリーズがいくつか制作されていました。その一つが、中村錦之助さん主演の『殿さま弥次喜多 怪談道中』です。 お殿様二人が弥次喜多に身をやつして珍道中を繰り広げるのですが、夜になると物語は怪談の様相を呈してきます。東映スタッフが全力で作り上げ […]

  • 2025年2月16日

時代劇言葉の使われ方「はつめいり」

時代劇言葉の使われ方「はつめいり」 「はつめいり」の意味 ・ 牢に初めて入ること 「はつめいり」の使われ方 1956年時代劇映画「水戸黄門漫遊記 怪力類人猿」において、水戸光圀の偽物として役人に捕えられ、牢へ入れられた時の囚人と光圀(月影龍之介さん)が会話の中で使った言葉。 補足 「はつめいり」という言葉は、町人たちの間で使われる俗語のようなものと思われます。「水戸黄門漫遊記 怪力類人猿」内で使用 […]

  • 2025年2月14日

1956年時代劇映画「水戸黄門漫遊記 人喰い狒々」での黄門さま御一行vs東映珍獣

1956年時代劇映画「水戸黄門漫遊記 人喰い狒々」での黄門さま御一行vs東映珍獣 東映は時々すごいことをするなと思うのですが、時代劇の大スターである月影龍之介さんが黄門様を演じていた頃、彼を本気で珍獣と戦わせたことがありました。「人喰い狒々(ヒヒ)」という日本古来の妖怪がいるのですが、東映特撮が作ったような人型の珍獣が突然登場し、黄門様たちが巻き込まれて戦うことになるのです。しかも、彼らはいたって […]

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松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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