自分のやりたいことはどこにあるのか

自分のやりたいことはどこにあるのか

鉄は熱いうちに打てというのは本当で
やりたいと思い浮かんだ時に即行動しないと
時間の経過に比例してどうでもよくなる。

思い浮かんだ時がやりたい事の100%の熱量としよう。
1分10分1時間と経過していくごとに
カップに入れた熱いお茶のように
どんどんと冷めていく。

1時間経過するとカップの中のお茶の温度は
かなり冷めていますが
気持ちもそれくらい熱し易く冷め易い。

熱いうちに手を入れたほうが
熱中しやすく、継続力も比較的長く続きやすい。
そうは言っても日にちが経てば熱は冷めていきますが
冷めていくカーブは緩やかだと思います。

大人になると熱中しにくくなるのは、
この思いついたら即行動が
できにくい環境であることが要因の一つです。

一般人であるほどやりづらい環境で
それは、やることの優先順位に
自分のやりたいことが上位でないことが挙げられます。
会社員だと自分より仕事優先になりやすく、
家庭があると家庭が自分より優先になってしまいやすいのが
一般人の特徴です。
他にも自分優先にできない事情を抱えている場合もあるでしょう。

仕事のある日は食事を食べたい時に食べられない、
もっと寝たいのに仕事に遅刻できないから起きる、
こんな小さなことですら
毎日何日何十年も続けていると
習慣になり自分でも気が付かない間に
自然と自分優先ではなくなってしまうのです。

それでもふと、なにかをやりたい、やってみたい、
これ興味があると思い浮かんだ時は
とても興奮して、すごいことが訪れたように思いますが、
「今は仕事中だから帰ったらやろう」
と帰宅時間を待ち、ウキウキ気分でいるけれども
いざ家に帰ると
なんでやりたいと思ったのか不思議なくらい
どうでもよくなっていたりする。

こうしてやりたいことはどこかえ消えてしまうのです。

やりたいことは消えてしまうと
それがまた戻ってきたとしても
習慣は繰り返すので
いつまで経っても
やりたいことができない状態が繰り返されます。

鉄は熱いうちに打てというのは
こういう気持ちの面でも
汎用できることなのですね。

逆に、自己中心的な人は
即行動が性格上やりやすいので
「なんでみんなやんないんだろうね。」
と言えてしまうのですが
これは性格の問題なので
やれる人はやれる、やれない人はやれない。
極論ですが、性格の問題で片付くのです。

では、自己中心になれない人が
どうすれば良いのかというと、
少しずつでも良いので、
自分を優先することを増やしていくことです。

元々小さな子供の頃は多くの人たちは
自分中心であるので、
小さな頃の自分を思い出してみると
感覚を掴みやすいのではないかと思います。

やり始める時は
とにかく焦らないことですね。
すぐに結果を自分の中で
決めつけてしまわないようにしましょう。

土を肥やして日照りの良い日にタネを植え、
水を撒いたり雑草を取ったり、間引きをしたり
目が出て葉が生えツルが伸び、成長し
なんヶ月もかけて花がさく
というようなくらい
性格の軌道修正は長くかかるものなので
のんびりと構えて少しずつ行なっていきましょう。

まずは喉が渇いた、お水を飲もう。
こういった小さくて簡単にできるところから
即行動を初めてみて、
行なった出来事を意識して、
即行動が達成できたら「わーい」と単純に喜んでみる。
というようなことからやってみましょう。

そして5分自分中心でいようとか
少しづつ時間をとりながら
語学勉強のように毎日5分10分行い
1人の時間が取れそうなときに長く自分優先を1時間やるとか
やっていき、継続を続けていきましょう。

習慣化にかかる期間は平均66日と言われています。

その頃には自分のやりたいと思ったことを
じぶんの中から消えてしまわないように
なっていると良いと思っています。


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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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