漫画家クリエイター芸能人の権利や不当な取引是正の法整備活動開始

漫画家クリエイター芸能人の権利や不当な取引是正の法整備活動開始

漫画原作とドラマの問題は何年も前から常習化していて
多くの漫画家が我慢を強いられていた事実を知り怒り心頭です。
日本のではクリエイターの地位が法的に適切に守れない為
法整備は必須。

漫画家の芦原先生急死で
SNSを中心にこれまでに原作を改変されるという
同様の被害を受けていた漫画家の実話の声明を始め、
アニメ監督や小説家も同様の被害を受けていた記事を
ネットで多く見つけました。

原作や原案の脚本改変はなぜ止めることができず、
常習化してしまってこれまで改善へ乗り出すことが
できなかったのかは不明ですが、
漫画業界の場合は閉鎖的な環境ゆえに、
見えにくい環境が、事態を隠し、
深刻化しても気がつかない状況を産んでいると思います。

原作者がSNSなどで自分で助けてくれと声を上げなければ
どうにもならない環境に、本当に胸が痛いです。

テレビ局も出版社も古い会社ですから
昔ながらの体質が現在も引き継がれ、時代の変化に対する改革に否定的で、
またエンタメ業界は特殊な仕事内容のために一般的には理解がしづらく
どうしても閉鎖的環境になりやすいとも言えます。

原作改変が常習化していたのは
原作の改変がなぜいけないのか本気で考えてこなかった。
そもそも原作改変を問題だとも思っていなかった。

人間本気で受け止めてそれについて真摯になって
考えようとしなかったら問題化も解決もしないですからね。
そんなことすらもしない大人が多いのも事実で、
ですから、原作改変が現場では非常に軽く扱われていたとも言えます。

一方漫画家や小説家、アニメ監督などの
原作改変で怒った話は検索すると
びっくりするほどたくさん出てきます。

松本清張さん、家田祥子さん、庵野監督、藤子不二雄さん
などの巨匠、ベテランの被害も出てきたので驚きました。
ドラマの現場は本当に何考えているのでしょうね。

改変問題に対して
これまでに被害にあった漫画家や
改変問題はこうではいかという意見をあげる漫画家の声明を読むと
改変の経緯出版社の対応事実を書くとともに、
非常に細かい当時の状況説明や分析、
自分の漫画が主張していることを長い長い文章で書いているのですよ。
漫画家の誠実さ、自己作品への真剣さと強い愛を感じます。
文章は他にも何が原因で、こうして欲しいという
明確すぎる主張をしているのに、
なぜこの主張が伝わらないのか、変えられなかったのか
本当に不思議でならないです。

やはり原作者を下に見ていたんじゃないかなとも私は感じます。

では、海外を見てみるとどうかというと、
海外では原作者は強い立場にあり、
原作者が二次利用に対して事前に原作を変えないことを
事前に約束をすることは当然ですが、
それでも意図していないことが行われた場合、
原作者が主張します。
しかも海外では、原作者の主張が当たり前だとする市民の理解も普通にあるので
日本のような原作者と二次利用側のトラブルは起きづらい環境にあります。
海外では漫画家やクリエイターは高い評価をするのも日本とは違う特徴ですね。

海外と比べると日本の原作者の立場は低く、
いくら著作権で守られているとは言っても
この状態になった現状を見ると
とても原作者の権利があるとは言えません。

ですから、今の現状を打開するためには、
原作者の権利主張が明確になること、不当な取引が許されないことを
法的に整備することが良いとされます。

日本は法律や行政指示には従う会社なので
法整備をするのが早期解決の一つといえます。

前置きが長くなりましたが、
昨今の芸能界の性加害問題、宝塚歌劇団の劇団員や
漫画家の急死問題など、
エンタメ業界での相次ぐ問題に、
芸能人やクリエイターの権利が適切に守られていない実態があるとして、
ジャーナリストや弁護士らが2024年2月9日、
国主導のうえで「法整備が必要」と提言しました。

このような現実を変えたいと主張する
発起人のジャーナリストたかまつななさんをはじめ、
多くの芸能人、著名人、ジャーナリスト、弁護士、雑誌編集長らが賛同し
芸能人やクリエイターの人権と権利を守る法律を作ろうと、
まずはオンラインで法整備への賛同署名をすでに集めており、
総理大臣、文科省・文化庁・法務省と各政党に提出する計画です。

今回の署名活動では、国には新たに次のような内容の法整備を求めていきます。

・十分に利益が還元されるように芸能人の権利を明確化する
・ハラスメントや性加害や過重労働などから守るための活動環境の整備
・テレビ局や芸能プロダクションなどの不当な取引の是正
発起人のたかまつななさんは
「韓国では2022年に芸能人の地位と権利を保障する法律が施行され、
性被害などのトラブルがあった場合に、
芸能人らが相談できる専用窓口ができた」とし、
日本でもそのような国主導の相談窓口や人権機関などを作って、
芸能人を保護する仕組みが必要だと述べています。

漫画家や芸能人やクリエイターの権利が適切に守られるよう法令化し、
現在の漫画家が一刻も早く原作者権利を行使できるようにして、
安心して仕事ができるようにし、
また、漫画家になりたいという漫画家志望者たちへ素晴らしい仕事環境を
用意することも必要です。

たかまつななさんをはじめ、多くのエンタメ業界に関わる方たちが
芦原先生の事件も取り上げていただき、法整備の活動をしましょうと
声をあげ行動をしてていただいたことに感謝するとともに、
私も漫画業界の現実を改善し、法整備をしたいと
思っていましたので、この活動に参加します。

たかまつななさんの法整備、署名活動をするに至った声明の全文は
下記URLで読めます。
署名にご参加されるされる方もこのURLでできます。

◾️繰り返される性被害と人権侵害 #芸能人を守る法律を作ろう
この署名で変えたいこと たかまつなな


https://www.change.org/p/%E7%B9%B0%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%80%A7%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%A8%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E4%BE%B5%E5%AE%B3-%E8%8A%B8%E8%83%BD%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8D%E3%81%86

たかまつななさん 経歴
日本のお笑いタレント。株式会社笑下村塾 創業者・取締役・元代表取締役社長。お笑いジャーナリスト、YouTuber、番組プロデューサー、コンサルタントとしても活動。2018年4月からは日本放送協会局員

可能でしたらこの活動を広めてください。
皆さんで漫画家やクリエイター、芸能人、エンタメ業界に関わる
個人事業主たちの権利の法整備化を実現させましょう。

漫画業界の、漫画家の安心する未来を築きましょう。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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