民族衣装の自然性とエネルギー
民族衣装には纏うと誰もが推敲な人になった
ように見えてしまうとんでもない威力を
持っていると思います。
洋服は合理性機能性を重視しているので
洋服からの感動は低いですね。
民族衣装に見られる色彩やデザインは
原始的地球をイメージする
壮大なものを感じるのですね。
民族衣装のデザインには草花や動物が扱われていて
色も原始的な色彩、赤、青、黄色、緑、紫、黒、白と
原色が多いです。
自然の中にあるものを扱っているので
見たときにインパクトがある割には自然に感じるのですよね。
民族衣装には他にも
魔除け的なもののデザインが施されていたり
人が機織り機や手縫いで多くの時間をかけて作っているので
人の念のようなものも入り
衣装からは大きなエネルギー的なものを感じるのですね。
それを着るだけで人がパワーアップしてしまうような、
民族衣装を纏うと誰もが王族になったように見えます。
こちらはブルガリアの民族衣装ですが
素晴らしいデザインと色彩ですね。
非常に動物的なものや植物の自然を感じます。
![](http://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
一方で洋服には民族衣装から感じるイメージやエネルギーは感じないのですよね。
洋服の始まりが民族衣装や伝統的衣装のめんどくささからの脱却だったので
軽さがありとても便利で良いものですけど
民族衣装にくらべると安っぽいですね。
あと、洋服はハイブランドの歴史を見ると
社会と個人の戦い、反骨精神的なものが
背景にあるので
戦う人には象徴として良いのだろうけど
疲れますね。
その点、民族衣装はそんな世界とは無縁で
自然とのんびりした時間と共にあるので
和みます。
良いですね、民族衣装。