アメリカ文学の原文を使った英語学習が性に合った

アメリカ文学の原文を使った英語学習が性に合った

日本語の本も同時に読みますが物語調になっていると
自分が英語を理解しやすいのは盲点でした。
アメリカ文学の描写の超細かい所が英語学習するのにわかりやすい。
これは驚きの発見でしたね。

英語の小説だけでは全くわからないので
日本語訳の本と2冊同時に読んで
単語がわからないところは電子辞書引いたり
朗読の音声も聞きながらやってます。
スペルはわからないけど単語を音声で聞くと
わかる場合も多いので役に立ってます。
最初大変ですけどやっていると慣れてきて
小説ごとにその作家の使う独特な語彙や
単語を略して書いていたり
キャラ独特の言い回しなんかもわかってくると
面白くなってきます。
また日本語訳の本も表現力の勉強になるので
出版されている日本語訳の海外小説も
素晴らしいなと思いましたね。

聞くだけではなく、音読もたくさんするのですが、
音読すると小説の内容に感情が大きく反応するのですよ。
目で読んでいるだけの時は
そんな反応なかったのですけど、
山場とかで良いシーンだったりすると
キャラのセリフを読んでいる自分の声が震えてしまい、
震えた声に感情が引っ張られて
感極まってしまうのですよ。
アメリカ文学は音読をすると感動が増すという
新たな発見もしましたね。
アメリカ文学に限らないかもしれませんが
音読は目で見て声を出して読んで耳で聞いて
それを自分の中で処理するという
五感をフルに使うのですよね。
1つの器官だと1つの感動だけど
3つ使えば3つの感動に増える
みたいな感じかなと勝手に思いました。

また、アメリカ文学の中身にも感動を増す秘密が
あると思います。
アメリカ文学は小説なので文章だけですけど、
そのシーンが頭の中に再現できるくらい
舞台背景もキャラの心理描写も細かくて、
さらに書き手がその物語の精通者、プロフェッショナル、
実体験であることが多いので
キャラの体験がリアルで生々しいのですよ。
そういうところも深い感動を得ることに
繋がっているのではないかと思います。

過去を振り返ると、
これまでに読んだアメリカ文学で
日本語訳の小説を読んでいた時は
読んでいる時に無意識的に
流し読みをしていることも多く、
自分の中に一つ一つの文章を理解するまでに
至っていなかったんじゃないかとも感じました。

英語学習ですとわからないので文章を細かく追う作業をします。
ですので、キャラクターの一つ一つの表現を本当に理解しながら
読み進められるのですね。
キャラクターが悲しい時や葛藤する時など、
その時の仕草までしっかりと見ることができ、
見逃すような小さな表現をとらえ、
そこにキャラクターの性格や心情を発見して
見ている私の感動が増すのですよ。

改めてアメリカの作家のキャラクター作りにも大変学ぶ機会にも
なったのでこれを機に
アメリカ文学をもっと読みなおしてみようとも
思いましたね。

このように、発見がたくさんあったので
英語学習も楽しくなってきました。
大学の履修でアメリカ文学を使いながらの英語に
出会わなかったら発見できなかったことなので
とても新鮮でした。

最新情報をチェックしよう!
>松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子クリエイティブブログ💖公式

松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

CTR IMG