吉宗評判記暴れん坊将軍伊賀組頭領丹波哲郎氏
このクラスになると刀使いが別格ですね。
抜刀以降の太刀筋が何十回見ても見えない。
所作や動きが鮮やかすぎて本当に切腹するのかと思い
涙出ちゃいました。
びっくりしましたね。
吉宗評判期にまさか丹波哲郎さんが出演しているとは
知らなかったので急に出てきて驚きましたが
伊賀忍者の頭領役は
丹波さんの不思議な魅力に大変合っているとも思い
違和感なく最初からスッと見ることができました。
![](https://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
このお話は忍者達が中心となるお話で
悪い奴の逆恨みから助八とおそのが狙われ
他の忍者達も巻き込んだ争いへと拡大します。
そこに伊賀忍者の頭領の丹波さんが出てきたわけです。
丹波さんがクライマックスで
登場するや否やあっさりと悪人を成敗して
騒動の責任をとって自決しようとするのですが
吉宗がそれを止めます。
そのシーンの丹波さんの演技がすごかったですね。
一つ一つのポーズも良いし、
太刀捌きも素人目から見ても普通じゃない感じが
分かりますし、流れるような動きでいてさらに緩急がついて美しい。
なおかつ伊賀組頭領のキャラの心理状態、気持ちが
丹波さんのセリフを通してひしひしと伝わってくるので
一気に丹波哲郎さんワールドに引き込まれてしまい
大変感動致しました。
吉宗評判期に出てくる有名な俳優さん達は
ドラマの中で必ず見どころ、見せ所を作って
記憶に残していくので
何十話見ても忘れることなく覚えています。
同じ内容でも演じる人によっては変わると思いますから
今回の伊賀組頭領も丹波さんじゃなかったら
いいなと思わなかった可能性もありますし。
誰かの記憶に残せる演技を見せてくれる役者さんって
すごいんだなと思いましたね。