漫画家浅野いにおさんのUE背景制作と漫画の講演会資料
新作漫画の舞台背景、街全景、室内、アセットをUEやblenderで
モデリングするのに半年、細部まで細かな造り込みを全て
1人でやっているというから脅威的。制作資料は貴重です。
この講演はエピックゲームズャパン主催のUnreal Engine(アンリアルエンジン)イベント
「UNREAL FEST 2023 TOKYO」で開催され、
後に公演映像と講演内で使われた資料がWeb上で公開になりました。
資料を見てただただ驚愕ですね。
まさか1人で制作しているとは思わず
いくつかはマーケットプレイスから購入しているものを
配置しているとはいえ、オリジナルの街全体を
高クオリティーで細部まで細かく作り上げるのは驚きです。



浅野さんは3Dで漫画を作るメリットに
・作画スピードの高速化、
・人的コスト削減、
・スタッフの作画レベルに左右されない
などを挙げていますが、
ここまでのものを作れる漫画関係の人は
そんなにいないと思うので
1人でやるしかないと決断したのもわかります。
多くのモデリングスタッフを抱えていると
思っていたので驚きましたね。
Unreal Engineは背景やライトが自然に近くて
私もUE制作の背景は好きですね。
私はモデラーではないので作りませんし
作れないですけど、
UEは漫画やイラスト背景には今の時代は合っていると思います。
漫画やイラストで使う人口は少ないですし
ゲームエンジンや3D制作ソフトを扱うのに
初見でなんとなくではできない気軽さがない点はありますが
大変綺麗な映像なので簡単に使えると良いですよね。
UEのマーケットプレイスで購入できる背景や小物などは
商用OKなので出来上がっているのもをそのまま使うことができます。
お試しにそこから使ってみるのも良いと思いますね。
Unreal Engineは無料です。
講演会資料はこちらでダウンロードできます。
◾️漫画家・浅野いにおセッション「Unreal Engine to 漫画」講演資料
https://www.docswell.com/s/EpicGamesJapan/5NRJ7D-UE_UF23T_InioAsano
講演会動画はこちら。