吉宗評判記暴れん坊将軍暴言を言って怒られる吉宗

吉宗評判記暴れん坊将軍暴言を言って怒られる吉宗

生粋のおぼっちゃん育ちの吉宗は
一杯いくらで働くことを役に立たないと
言ってしまいとても怒られる。
初期の頃はこんな発言もしていました。

これは言ってはいけませんね。

奥州は昔の岩手県南部ですが
江戸時代は飢饉や自然災害が起きると
一気に深刻な財政難に陥り
大変なことになると言われます。

明石藩藩士の石部さんは
財政難を少しでも助けようと
しるこ屋を開業しますが
しるこもろくに作れない状態で始めてしまい
最初はお店に誰も来なかったのですが
め組の居候の関取が
しるこの作り方を教えて
そこからめ組のみんなが手伝い始め
お店は繁盛します。

一方、江戸城にいる吉宗や忠相、助八は
藩士(家臣)がしるこ屋を始めたことに
とても驚きまして
調査を始めます。

そんなに驚かなくてもと思いましたが、
家臣がお店を始めることは
一大事だったようですね。

しかし、一杯いくらの売り上げで
藩の財政をどうにかしようということに
吉宗がぼろっと
言ってはいけない批判をしてしまい
辰五郎に怒られてしまいます。

吉宗は徳川御三家の紀州藩に生まれ、
将軍になり、年収は1294億円で
小さな頃から英才教育も受けている
でしょうし、ドラマの中で
医者の手術の手伝いもしていましたから
才能に困ることも、
お金に困ったこともない人ですので、
しるこ屋の1杯100文の仕事に対して
疑問を抱くのも無理もないかなと思います。
現代でもこれはあるあるの話ですよね。

吉宗の言ってはいけない発言を聞いて
辰五郎が即、超長い説教をしたのですけど
「石部さんは自分のできることで殿様に尽くしたいと思っている。」
というところは庶民のことをよく理解した発言だなと
聞いていてなる程と思いましたね。

吉宗は以降このような発言をすることは
なくなりましたが
吉宗評判期の初期の頃は
このような吉宗の未熟な部分も取り上げるような
ドラマ作りもしていました。

お話の中では、
石部さんをはじめ明石藩士らが
なんとか捻出したお金や売れるものを
上司に納めるのですが
その上司がそのお金で遊女が良いして
遊んでいたということが判明し
吉宗が成敗するというエピソードも
あるのですが
時代劇の悪い人って本当に
悪い人間ですね。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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