映画『大江戸五人男』のラストが強すぎる|柄杓でも成立する阪東妻三郎さんの凄さ
1951年公開映画「大江戸五人男」のラストで
チャンバラ時に刀ではなく柄杓(ひしゃく)で戦った主演の阪東妻三郎さんが
衝撃すぎてそれまでの話が全部吹っ飛んでしまうほど忘れられない姿でした。
なぜ山場の大事な目立つシーンをそれにしたのか疑問でならなかったのですが
剣戟の王者は刀のチャンバラに飽きたのか
それとも阪東さんのかっこよさをリダクションするために
あえて変なものを武器にしたかなどを思いつきました。
とはいえ、柄杓でも真剣に戦う阪東さんは刀のチャンバラ時と
全く変わらぬ戦いを見せるという変態的なかっこよさを確立してしまいます。
結局、阪東さんクラスになると武器などなんでもいいんですよ。
どんなものでも自分が使えばカッコよく見せてしまえる、
阪東妻三郎さんの凄さを改めて感じてしまう映画でした。
お話は町人の長兵衛(阪東妻三郎さん)と旗本の水野(市川右太衛門さん)が
町人の意地と旗本の面子をかけて激しく対立していく話です。
松竹30周年記念映画で映画・演劇・歌舞伎界のスターを総動員した豪華で面白いお話です。

「大江戸五人男」のお話。
町人の長兵衛(阪東妻三郎さん)と旗本の水野(市川右太衛門さん)が
町人の意地と旗本の面子をかけて激しく対立していく話です。
旗本水野とその一味(白柄組)は横暴がひどく、歌舞伎の芝居をわけもなく邪魔だてを
したりするのですが、町人の長兵衛が出てきてとりなしてことなきを得たことで
水野らは長兵衛を目の敵にします。
水野の残忍さの中に番長皿屋敷騒動があるのですが
旗本の横暴ぶりを世論に訴えるためこれを歌舞伎で上演したことで
水野は怒り歌舞伎役者を監禁、長兵衛が水野の屋敷に訪れ一触即発の中、
腹を割った話で長兵衛と水野は一時、心通じ場面もあったのですが
白柄組が乗り込んできて、これを止められない水野は
長兵衛を槍で刺すのでした。
「大江戸五人男」視聴方法
松竹の配信サービスで単品購入やDVD、Blu-ray購入で見れます。
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◾️「大江戸五人男」 松竹シネマ+
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