海外のアート資料ってどれもこれも資料の中でさえ最後まで読ませる技術を放り込みおまけに夢と希望もつけてくる
最近ちょっと色々と資料を大量に読んでおりますが
仕事で参考にするためでもあるのですけど
海外のアート関係の書籍って読んでいて共感や勇気づけられちゃうのが
多いですよね。
資料って文字だらけで「勉強!」って感じがありますよね。
最後まで読むのがキツくなったりもするのですが、
海外のアート資料は
そう言う読み手も意識しているのか、または最後まで読ませる技法か、
資料読みながら描いてある内容に「そうだそうだ!」って共感しちゃって、
いつの間にか引きずり込まれて読破してるんですよね。
読めば知識はつくのでありがたい限りですけど。
本日読んでいるのがこちらの資料
「アートオブスパイダーマンスパイダーバース」
カットの構図が最高なのですよ。
MARVEL作品て構図がコミックなので
見ていて気持ちがいいんですよね、私にとっては。
コミック上がりなので。
![](https://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
この本は2019年発売なのですけど
発売に当時も話題になっていた気がします。
(3d界隈で)
当時買おうか迷ったけれど買わなくて
今回必要性を感じたので買ったのですが
プレミア価格になっておりました。
そうですよね、素晴らしい本ですから。
スパイダーマンは元々はコミック。
コミックを動画にすることについて
今までにない新しい方法をスパイダーバースで
取り入れたり、(アメリカは毎回やっているか)
アニメーション技術はもちろんですが
見る側への意識、テーマ、主人公ってこう、各キャラはこう!
多くのことを細かい所まで教えてくれているので
3dアニメーション制作だけではなく
漫画を作るのにも参考になるのですよね、この本。
プレミア価格でも買ってよかったですね。
感動しちゃったのでブログにしちゃいました。
「現代的な3DやCGアニメーショのツールを使って入るけれど、
脚本家・エグゼクティブプロデューサー フィル・ロードのコメント
アーティスト一人ひとりに覚えておいてほしい事がある。
すべてのコマが何かの表現である、ということだ。
僕たちは、卓越した技術が生み出すものに人間の手を加えることで、
素晴らしい映像を作り出そうとしている。」
スパイダーバースの制作に加わった
脚本家の方のこのコメント、
3dアニメーション技術者として
漫画家としてもハッとしまして
ちゃんと作ろうと思いました。