鳥山明先生の影響を受けて描いた昔のイラスト
丸いメカや動物が特徴、
1,2,3の順で描いてます。
3でやっと自分の絵柄に合うオリジナルバイクが描け
今も気に入ってます。
先生ありがとうございました。
1:
キャラはそこそこ描けるようになってきた頃、
乗り物の描き方が下手であると
誰にも言われていないのに自主学習を始める。笑
バイクや車のエンジン部分やパーツ類の構成を
ちゃんと描こうと思い、バイク雑誌を見て描くが、
雑誌だとどうしても暗い部分がどうなっているのかが見えないので
困るんですよね。
そこで、乗り物がふんだんに白黒で描かれて、細部まで見ることができる
「Drスランプ」や「DRAGON BALL」をお手本に描くことにしました。
鳥山先生のメカは細かい部分まで忠実に描かれているので
本当に良いお手本になりました。
描いた結果がこちら。
この時の自分は初めてちゃんとバイクを描くことができた。
という達成感がありましたね。
最初は横向きで立体感なしが描きやすいですよね。
バイクの練習なので、背景も着色も必要ないのですけど
この頃はつい集中して描き切っていました。
あまりうまくはないですけど。
![](https://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
2:
鳥山先生の車とキャラが一緒になっている絵は
本当に可愛らしくて、こういうのが描きたい!と思って
描いた絵です。
1より立体的で動きのある絵に仕上げることができて満足です。
木にのぼる動物や、海上にはねるシャチ、
雲や虹、木の描き方、車のマフラーから出る煙、
人間キャラクターの中に動物キャラがいるという
世界観は全て鳥山先生の世界そのままです。
![](https://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
3:
乗り物を自分でデザインしてみようと思い描いたイラストです。
原型は三輪車にバイクのパーツを合体させたものです。
パーツはハート形の小物にして可愛らしさと女の子っぽさを
取り入れました。
デフォルメイラストっぽさも入れることができ、
これはとても気に入っています。
今でも過去一番好きな自分で描いた乗り物です。
鳥山先生のデフォルメ調の乗り物の影響があったからこそ
できたデザインだと思います。
この三輪車バイクは3Dかリアルで作れたらいいですね。
背景のヤシの葉の描き方は鳥山先生の描き方から
学んでいます。今も変わらずこの描き方します。
![](https://michikom1996.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
鳥山先生には乗り物をはじめ、デフォルメ絵の描き方を学びました。
他にも漫画の描き方では、
へたっぴマンガ研究所で漫画の道具を初めて覚え、
パイロットインクとGペンとペン軸を画材屋で買いました。
漫画の投稿時には、
31ページの読み切り漫画がどういう中身になっているのかわからず、
鳥山先生の「PINK」や「剣之助さま」「SONTHOH」などの短編集を
細かく研究させていただきました。
自分が漫画を描くために、参考になる作品がたくさんあったことにより、
私は漫画が描けるようになったと思っています。
漫画家になり、地元から東京へ拠点を移動する際には、
DRAGON BALLのコミックスを持って行きました。
DRAGON BALLは読者として何回読んでも面白いし、
漫画の勉強にもなる最強の漫画です。
突然の先生の訃報は悲しかったですが、
感謝の気持ちでいっぱいです。
世界中が訃報を知らせる中、
たくさんの漫画家が鳥山先生の影響を受けたという
SNSで投稿しているのを見て、
影響や、繋いでいく、ということについても
改めて深く考えるきっかけにもなりました。
鳥山先生、
ありがとうございました。