渋谷駅の岡本太郎巨大壁画「明日の神話」
京王井の頭線乗り場マークシティ４階の連絡通路にあるのですが
渋谷駅西口が空中回廊でつながりこの壁画のある所へ
行きやすくなり見る機会も増えました。
いつ見ても大迫力ですね。
どれくらい大きいかというと
長さ30メートル、高さ5.5メートル。
人の大きさと比べても大きいのがわかります。
大きすぎてカメラ画面に収まりません。
休日の買い物の時にしか
この作品を見る機会はないのですが
街中にアートがあるのは良いですよね。
しかも岡本太郎さんの作品なので見応えがあり
何度見ても飽きません。
「明日の神話」のテーマは、反核と反戦。
原爆が炸裂する悲劇の瞬間。
また、「この作品は単なる被害者の絵ではありません。
人は残酷な惨劇さえも誇らかに乗り越えることができる、
そしてその先にこそ『明日の神話』が生まれるのだ、
という岡本太郎の強いメッセージが込められているのです。」
引用：『明日の神話』再生へ（岡本太郎ミュージアム）
この絵を見て体の中からエネルギーが湧いてくる感じがして
いつも良い影響をもらっています。
ところでなぜ渋谷駅に明日の神話が設置されたかというと、
設置の候補先には原爆が落とされた広島、太陽の塔がある大阪、
そして渋谷がありました。
渋谷には岡本太郎さんが生前生活と制作の拠点としていたアトリエが
渋谷区表参道にあることから渋谷に決まったそうです。
渋谷駅は国内外から多くの人が集まる場所です。
この作品が設置されている渋谷駅マークシティ４階の連絡通路は
対面側がガラス張りになっており、
渋谷駅のスクランブル交差点が見下ろせるポイントで
この連絡通路は意外と人気のある観光スポットになっているのです。
スクランブル交差点の人の往来は外国の方が面白いと思うようで
ここからよく眺めている姿を見ます。
渋谷駅にお越しの際は
ぜひこのマークシティ４階の連絡通路で
明日の神話とスクランブル交差点を見下ろして
観光を楽しんでください。
◾️『明日の神話』再生へ（岡本太郎ミュージアム）
https://taro-okamoto.or.jp/asunoshinwa/