小学校の卒アルのクラス表紙で私が描いた絵に先生が追加したもの

小学校の卒アルのクラス表紙で私が描いた絵に先生が追加したもの

小学校の卒アルのクラス表紙で
私の絵が選ばれた事があるのですが
こんな感じの絵を描いたのですよ。

先生が選んで決めたのですけど
決定の時はクラスの報告の時間みたいな時に
発表されたのですね。
先生が「表紙はこの絵にします」、
とみんなに見えるように見せた後、
先生が気になることがあると、

「この真ん中にいる子、目が無いんだけど」と言ったのですよ。

「目はこうですよね。」って
先生が黒板にリアル人間の目を描いたのですよ。
クラス中が大爆笑になって、
先生は何で笑うのか驚いていたのですけど、
クラスのみんなが
「それは(私の絵)漫画の絵で、笑っている目をそういうふうに描くのです。」
と説明してくれたのですよ。
この頃はまだ漫画が娯楽の勢力を大きく持っていた頃なので
子供の私たちはみんな漫画を読んでしたのですよ。
なので、笑った目が共通の認識として
わかっていたのですよね。

一方先生は、漫画を見た事がなさそうなくらい
高齢の先生だったので、
今どきの漫画を見た事がなければ、そう見えるのも仕方がないですよね。
先生はみんなの意見も聞いてくれましたけど
「でも目が無い人はちょっと・・」
という感じでとても気にされていたのですね。

この時はその話はそれで終わったのですけど
卒アルが出来た時に教室でみんなで見たら
先生は「やっぱり目が無いのは良くないから」と
私の絵の笑っている女の子にリアル人間の目を入れて
おまけに鼻もなかったからと
仏様のような鷲鼻まで描いていたのですよ。
教室でみんなで再度大爆笑しましたね。
よりによってリアル人間の目と鷲鼻ですよ。
子供は笑いが止まらないですよ。

先生が目を入れた絵はこんな感じ。
仏様の様な鷲鼻は難しくて描けなかったです。笑

自分の絵を変えられたら
気分悪くする事もあると思いますが
私のこの事件は面白かった方が大きいので
まったくイヤな気分はしなかったのですよね。
それと、もしかすると
クラスメイトが全員で「先生それは違う」と、
言ってくれて、わかってくれる人がたくさんいたから
別にいいかって、当時の私は思ったのかもしれないと
思いました。
小学校はすごく面白かったし
卒アルはこの事件のおかげでめちゃくちゃ
楽しい気持ちになる1冊にもなりましたから
本当、良い思い出です。

思い出はインパクトですよ。

今の年齢になると
先生が「目が無い」絵を掲載する事を懸念されたのは
正しい事でもあるなと思いますね。

それよりも、先生もクラスメイトも
誰も気が付かなかったのですけど、
この頃の私はまともに人体が描けるわけではなかったのですよ。
顔と体は何とか描けたけど、
下半身が上手く描けなくて、
足を描かずに足をチューリップで見えないようにしたという事は
誰にも言っていません。笑

謎にチューリップが大きいのですが、
チューリップと人間と後ろの鉄棒を描いたことで
遠近法とか構図が使えると
思って採用してくれたかなー?と
考えたりしますね。
そこまで考えないかな 笑。

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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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