レジャー白書2022に見る日本人の好きなこと
レジャー白書とは余暇時間(自由時間)の過ごし方の全国調査。
余暇時間は、労働や睡眠、家事食事など生活維持に必要な時間を除いた自由時間です。
自由時間に日本国民が何をしているのか、毎年調査をしているのがレジャー白書です。
この結果から、
市民の一人ひとりがやってることと
現在提供されているさまざまな媒体やSNS、公共施設、商業施設などが
提供しているものと、マッチしているか、
すれ違っているか、という点も注目してみることができるのですね。
1位読書、2位動画鑑賞、3位音楽鑑賞の統計結果を見ると
日本人らしいと感じる、納得のいく結果と思います。
3位以下の結果を見ても目を引くようなすごいことはなく、
日本人てこういう結果通りの
地味めの事が落ち着くし、好きなんですよ。
SNSや広告で見られるような
キラキラ生活は特に望んでいないのですよね。
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読書が1位なのですが、
本屋さんの減少と、人が求めているものとは
矛盾が起きていますよね。
最近の本屋さんとカフェが一体になったような
本屋カフェにはたくさんの人が来場しているのですが、
売買のみの本屋さんは減少、厳しいのかもしれません。
本屋さんに買いに行ってほしい本がないと残念ですが、
大型の本屋さんでもない限り多くの本を揃えるわけには
いかないので仕方がない部分もありますよね。
大型店でも東京駅八重洲ブックセンターが閉店となりました。
売買タイプの本屋さんは大型店でも立地が良くても厳しいようですね。
しかし、東京駅周辺は、箱代が大変だと思いますけど、
東京駅は全国から多くの人が来るところですし、
電車やバスを待つ暇つぶしや待ち合わせの場所の
本屋カフェがあっても良いと思うのですよね。
本屋カフェじゃなくても本を扱う空間みたいな場所は
日本国民の読書好きを見るに、適していると思います。
売買だけの本屋さんは姿を変えないといけないと思いますので
業界に関わる人たちは大変と思いますが、
本は日本人にとって一番の大人気だということは
本に関わる人たちにとっては希望でもありますよね。
■レジャー白書2022
https://www.jpc-net.jp/research/detail/006103.html
■レジャー白書2022pdf
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/summary2022_leisure.pdf