松苗あけみ原画展行ってきたよ

松苗あけみ原画展行ってきたよ

こんなに美しいカラー表紙を描く少女漫画家って
希少と思いますが
先生の少女漫画にはデザインを持ち込んだという一文があり
本当にその通りと思いましたね。
原画が美しすぎて感激でした。

こちらが原画展で売っていた本です。
一度読んだら止められない面白さ。
松苗先生の漫画って隅から隅まで面白くて、
絵が美しくてずっと読んでいられるのですよね。

こちらはカード。
この美しさとデザイン。
これが１点イラストではなく漫画というから驚きです。
このクオリティーを保ったまま漫画の中身が作られるので
圧巻です。人間技じゃないと思っていますね。

松苗先生の漫画は背景の描き込みもすごいんです。
すっごく細かい。
カラー表紙だから特別細かいんじゃないくて、
漫画の中身も一コマ一コマ全てこれなので衝撃的なんです。
洋服や着物の柄もいつも違っていて、そのデザインと色彩にも驚きます。

松苗先生の特徴の一つである花。
どれだけこれが描きたかったか。（私には描けませんでしたが）
花弁の一枚一枚、家具の柄、レースの刺繍やティアラも細かく描かれていて
うっとりします。

本の裏表紙「純情クレイジーフルーツ」のキャラクターたちの絵。
この漫画大好きでしたね。
女子校って面白いところなのかなって思いましたよ。

松苗先生の漫画って書き文字もよく入るのですが、一つひとつがどれもおしゃれ。

こちら漫画雑誌「ぶ〜け」の表紙。
ファッション雑誌の表紙のようにおしゃれですよね。
表裏が繋がっている表紙って珍しし、B5サイズも良かったです。
ぶ〜けの作家さんは皆さん画力がとんでもなく高く、
そのクオリティーで毎月描いていて、
しかもページ数も多かった気がしますから、
今思うと衝撃的ですね。

ぶ〜けのコミックスも特徴的な水色のチェックで
他とは全く違うテイストでしたよね。おしゃれでした。

原画展入り口のポスター。
会場内は小さいのですが
壁一面に松苗先生の原稿がたくさん展示されていて
これが無料で見れてしまうのがびっくりです。

カラー原稿以外にモノクロもあったのですが
先生の昔の同人誌時代の絵があり、トーン処理するようなものを
手描きで描いていると思われる原稿がありまして
思わず二度見しました。
遠くから見たら絶対それトーンだよねって思いますが
多分あれ松苗先生の手描きと思います。
もし見に行かれる方がいましたら
会場奥のモノクロ原稿が貼られているところを
よーく見てみてください。

松苗あけみ先生の原画展は
吉祥寺の「リベストギャラリー創」さんで
開催中です。
行き方は、吉祥寺駅北口を出て、サンロード商店街をまっすぐ行き、
五日市街道を渡って左に少し歩くとあります。
吉祥寺駅北口からリベストギャラリー創さんまでは
徒歩７分程度です。

◾️松苗あけみ原画展
会場：「リベストギャラリー創」
開催日時：2023年 8月25日 （金） ～ 9月6日 （水）
　　　　　12：00 ～ 19：00　 ※最終日は17時まで
　　　　　入場無料　無休
住所：〒180-0002
　　　東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-19
　　　（※吉祥寺駅より徒歩7分）
TEL＆FAX：0422-22-6615
メール：gallery@libest.co.jp

※サイン会あり、原画販売あり

サイン欲しい方は
事前に下記リベストギャラリー創さんのWebページで
サイン券の情報見てください。随時変更かかる可能性があるので
事前に確かめてくださいね。

これまでのサインをもらった方の情報を見ると
整理券の順番では、サインをもらうまでの待ち時間が
長い場合もあるようです。
なぜ時間かかるのかというと、
松苗あけみ先生が毎日在廊して長時間サインをひとつひとつ
手描きで絵も入れて丁寧に描いているからです。
ご自身の名前だけでも十分なのに、絵や描き文字や飾りも描いていて
びっくりしました。

先生が実際に描いている姿は会場内で目撃できるのですが
その姿に
この方本当にすごいなと思いました。
リスペクトでした。

◾️「リベストギャラリー創」松苗あけみ 原画展
http://www.libestgallery.jp/matsunae/20230825.html