スターリンクの人工衛星が多すぎて今夜空がすごいことになってる

スターリンクの人工衛星が多すぎて今夜空がすごいことになってる

この問題の夜空を撮影した動画があるのですが
今夜空こんなになっているのと驚きました。
衛星の明るさが天文学や生態系の邪魔をして光害(ひかりがい)になっているらしいです。

こちらがその動画。
部屋を暗くして見た方が良いそうで
10秒後あたりからじわじわと現在の夜空の実態が見えてきます。
こんな夜空になっていたとは・・・

私は今東京渋谷に住んでいるので
星はあまり見えませんし、
ここ何十年も夜空を見上げたこともないですが、
昔は森林豊かな里に住んでいたので
絶景の星空だったのですよ。
その時の記憶のまま止まっているので
夜空は地方に行けば満点の星や天の川が見えると
思っていたのですけど
この動画を見て残念な気持ちになりましたね。

人工衛星が人工的に整列して動いている姿は
ちょっと現実じゃない感じがします。
ちなみにこの衛星の隊列を
「メガコンステレーション」と呼ぶのだそうです。

スターリンクの衛星は現在約4000基が打ち上げられ、(2023年現在)
今後、最大4万2000基まで数年で増やす計画。

この衛星の明るさが問題になっているようで
天文学者の仕事や生態系の邪魔をしているとのことなのですね。
下記問題点です。
引用:ナショナルジオグラフィック

メガコンステレーションの影響で、天文学者の仕事がはるかに難しくなっているという。「人工衛星が望遠鏡の視野を通過すると、非常に明るく見えます」とヘルファンド氏は話す。「私たちが研究している天体、つまり、遠くの銀河や恒星は、衛星に比べると明るさが2000万分の1しかありません。このため、衛星の筋が横切ると、見えなくなってしまうのです」ハッブル宇宙望遠鏡から2021年に送られてきた画像の少なくとも6%が、スターリンク衛星の干渉によって「損なわれたか、台無しになった」

ロケットはブラックカーボンと呼ばれるすす状の汚染物質を排出し、「地球の大気循環、オゾンや気温の分布に変化」をもたらす可能性がある。

太陽光の反射、そして、数の多さによって、衛星は光害(ひかりがい)の原因となっている。国際ダークスカイ協会は地域の生態系を保護するため、また、夜空と密接に結び付いているコミュニティーを尊重するため、夜間の人工的な光を最小限に抑えようと闘っている。(参考記事:「鳥がビルに衝突死も、野生生物を惑わす光害を減らそう」
「急増する地上と宇宙の光害が、先住民の物語とアイデンティティーを再び消し去ろうとしています。社会の隅に追いやられたコミュニティーにとって、痛ましいほどに歴史は繰り返されています。気候変動などの危機によって、彼らはすでに不釣り合いなほど大きな影響を受けているのです」

スペースX社はこれらの問題に対し
いくらか配慮しているとの返答をしているそうですが
打ち上げのペースを落とすなどの要望に対してはシカトで
バンバン打ち上げているそうです。

私もロケットや宇宙に行くことは応援しているのですが
人工衛星がこのような問題になっていると知り
他の生物や動物などの生態系や天文学の邪魔をしているなら
人工衛星もそんなになくていいんじゃないかと思えてきましたね。
ネット環境なんて別にないならないで本当に困らないと思うので。

ですが、人間も素晴らしい頭脳を持っているので、
もしかすると今後夜空に影響を与えない人工衛星を
作る可能性もあるので、様子見というところでしょうかね。

◾️スペースXの“銀河鉄道”人工衛星、多すぎでは? 専門家に聞いた
「もう元通りの夜空には戻らない」と天文学者(ナショナルジオグラフィック)

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/23/081700422/?P=1


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松元美智子 1996年少女漫画雑誌「ちゃお」デビュー/漫画家/イラストレーター/3DCGゲームアニメーター/書籍執筆/投資家/Python/UE5/最新刊「少女マンガの作り方」/Web「松元美智子クリエイティブブログ♡公式」で過去の漫画や制作に役立つ情報毎日投稿中/法政大学経済学部経済学科通信教育部生/メンタル心理カウンセラー

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