世界に一つだけの花は仏教の教えから生まれてる話は本当だったんだね
大学のリポートで「差別や偏見」の課題について
関連のある専門的な書籍を読んでいたのですが
結構愚かなことをしてしまいやすいのが人間というような
内容をたくさん目にしていたのですね。
人は自分以外の他人の行う良い行為より
よくない行為の方を注視すると
心理学の研究結果にあったのですが
こういう内容ばかりを見ていると
鬱々とした気分になりますね。
そんな時に気分転換で見たYouTubeで
SMAPの「世界に一つだけの花」が
流れたのですね。
よく知っている歌でこれまでにも
何回も何回も耳にしている歌なのですが
聞いていて今日はなんだか心に響くものを感じまして
詩が良いなーとか気になり検索をかけたのですよ。
そうしましたら表題の件の
『世界に一つだけの花は仏教の教えから生まれてる』
という内容の関連記事がたくさんあったのですね。
そういえば昔なんとなくお釈迦様がどうこう・・・
という話を聞いたことがあったなと
思い出したのですよ。
本当かどうか詳しくは知らなかったので今回調べてみたところ
それは本当の話で
この歌の作詞作曲した槇原敬之さんも
過去の文春オンラインでこの件について話しているのですね。
お釈迦様が語った「天上天下唯我独尊」という言葉が
ヒントになっているそうです。
■槇原敬之50歳に 薬物復帰から平成一のヒット曲『世界に一つだけの花』を生むまで
https://bunshun.jp/articles/-/11972?page=3
槙原さん以外にも多くの方が
世界に一つだけの花と仏教についての
投稿をされておりますが
仏教が本業のお寺のお坊さんたちも
この件については語っているのですよ。
お坊さんたちはさすが本業ですので
仏様の教えや経典の訳が大変分かりやすく
読んでいてなるほどとうなづく内容が多くありました。
分かりやすかった内容を一つ紹介しておきます。
引用:東光寺 副住職さんのブログより
2009年12月10日の朝日新聞記事の中で槇原敬之氏は人生に行き詰ったときに仏教に出合い、作品のテーマを私小説風の世界から「人生」へと広げた。その成果が、SMAPに提供した「世界に一つだけの花」だ。
仏教の教えによって槇原敬之氏自身が変化し、その成果である「世界に一つだけの花」を通して多くの方が「天上天下唯我独尊(誰かが偉くて、誰かが偉くないという分類をするのではなく、周囲の全て人達が尊い存在であることを自覚することの大切さを伝えてくれる言葉)」という仏教の教えとも親しんていただけていると思うと嬉しくなります。
■「天上天下唯我独尊」 と 「世界に一つだけの花」〜新米和尚の仏教とお寺紹介〜東光寺副住職
https://blog.tokozenji.net/blog-entry-1436.html
お坊さん達の教えを色々と読んだ後で
もう一度SMAPの世界に一つだけの花を聞いたところ
「人間ていいなあ!」って思いましたね。
このブログの冒頭では
大学のリポートで「差別や偏見について」を調べていて
人間の行動心理のよろしくないところばかり目に入っていましたが
世界に一つだけの花を聞いたことにより
180度見方が変わって人に対して肯定的な感じが広がりましたね。
心理学の研究結果もどれもその通りだと思いますが
仏教の教え、人の感じる威力も強烈ですよね。
仏教って紀元6世紀ごろから始まっているのですが
こんな昔に「全ての人たちは皆尊い存在である」と言っていて
人ってすごい存在なんだってこと忘れたくないですね。
SMAP「世界に一つだけの花」の歌、置いておきます。
中居くんが元気になりますように。